中学軟式の県大会で見た注目選手!
高校野球の静岡県大会は常葉学園橘の優勝で幕を閉じましたが、中学軟式の県大会は27日に開幕し、28日に2回戦が行われました。地区大会を勝ち抜いてきた32校が東海大会を目指し(県大会決勝戦進出2チームが出場)熱戦を繰り広げています。
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開幕日の27日に、僕は高校野球関係者が注目する与進中の花澤俊太を見たく、浜岡球場に足を運びました。
この日の花澤は、長泉中相手に5回2死まで無安打に抑える快投。7回で10三振を奪いました。低めに伸びるストレートに加え、ブレーキのきいたカーブが有効。しかも、コントロールが良いところが花澤の特徴です。試合は0対0のまま延長戦へ。ここで花澤は、サヨナラのピンチを迎えますが、動じることなく、自分の投球を貫いていました。厳しい場面になればなるほど、いいボールを投げ込む、その精神的な強さも印象的でした。
与進中はキャッチャーの高井榛二も目につきました。大柄で雰囲気は抜群。座ったまま二塁送球するなど、地肩の強さが衝撃的でした。
花澤と壮絶な投げ合いを見せたのが長泉中の2年生右腕、大嶋翼です。体全体を使ったバランスのいいフォームに惹かれました。延長の末、惜しくも敗れましたが、ストレートにキレがあります。来年の県中学野球界の注目投手になりそうです。
28日に清水庵原球場に行ったHさんからも連絡がありました。「常葉学園橘中vs三島南中の試合、常葉学園橘中は小野寺拓海が先発だったんですが、180センチを超える長身から剛速球を投げ込んでいてすごかったですよ。6回1死まで完全で、7回1安打完封でしたが、外野にすらなかなか飛びませんでした。来年も常葉学園橘高にはすごいルーキーが入りそうです。小野寺のボールは軟式ながらズドンと来るストレートでしたが、キレで光っていたのが光が丘中の吉田一稀。低めに伸びるストレートが来るんですよ。この日は変化球が抜ける場面が目立ち、4回に3連続四球を出して降板、残念ながら試合にも負けてしまいました。身長は大体178センチぐらいと控え部員の子に教えてもらいましたが、高校に入る頃には180センチぐらいになってるのではないでしょうか。昨年のエース・高良将貴は静岡高に入りましたが、この吉田がどこに進学するのかにも注目したいです」。
<写真/上から花澤俊太(与進中)、大嶋翼(長泉中)、小野寺拓海(常葉学園橘中)、吉田一稀(光が丘中)>
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