夏の甲子園予選 静岡商vs御殿場西
★7月15日 全国高校野球選手権静岡大会2回戦 清水庵原球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 十 | 十 一 |
十 二 |
十 三 |
十 四 |
計 |
静岡商 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 |
御殿場西 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
3連休は天候が心配されたものの、無事に全日程を消化。21日土曜日からは残る32校が夏の覇者を目指して戦っていくことになります。現時点で残っているのは東部10校(参加校38)、中部11校(参加校36)、西部11校(参加校45)になっていますが、昨夏は東部8校、中部9校、西部15校だったことを考えると、今年は各地区が均衡を保っていますね。ここから先、どこの地区が勝ち残っていくのかということにも注目しています。
15日にはシード校が登場。中でも注目されていたのが、静岡商vs御殿場西の一戦です。静岡商は県屈指の人気校だけあって、開門前からチケット売り場には長蛇の列ができました。
試合は静岡商が初回に1点を先制すると、2回に2点、4回、5回にも1点ずつを入れるなど、前半は5ー0と優位に試合を進めました。序盤、不安定さを見せた静岡商の先発・中本聖エリヤ(3年・172cm71kg/右投右打)も立ち直り、このまま静岡商がリードを守り切るかと思われた矢先の6回、マウンドに中本が戻ってきません。治療中のアナウンスがあり、しばらくすると戻ってきましたが、足を気にしている様子が感じられました。中本の異変を御殿場西は見逃さずに攻めたて、この回一挙3点を奪い中本をマウンドから下ろすと、8回には白瀧康二(3年・172cm70kg、右投右打)からも2点を挙げついに同点とします。そのまま試合は延長戦に突入し、延長再試合も見えてきた14回に静岡商は3点を奪い勝ち越しに成功。長い戦いに終止符を打ちました。
敗退した御殿場西ですが、中でも目立ったのが3番を打っていた平山修(3年、172cm66kg、右投左打)。逆方向への安打が目を引く選手です。6回には無死二、三塁から左中間を破るタイムリー三塁打。8回にもレフト前へ安打を放ち、同点につながるおぜん立てをしました。ただ静岡商も長年守備に定評のあるチームらしく、外野手がレフト方向に寄って即席平山シフトを形成。普通ならファウルで終わるかという打球をこのシフトでアウトに仕留めたのはさすがでした。
また、4番を打つ岩間勇平(169cm89kg、右投右打)や、あわや本塁打の大ファウルを放った土屋拓也(178cm76kg、右投右打)は2年生。この日登板した佐藤圭生(175cm73kg、左投左打)など1年生にも多く有望な選手がいると聞きます。久々の甲子園に向けて、秋は鈴木久監督がどんな新チームを作り上げるのか楽しみにしています。(編集部・栗山)
<写真上/内野席は満員となり、接戦に大いに盛り上がった>
<写真下/50m6秒3の快速と鋭いスイングで魅了した平山修(御殿場西)>
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コメント
中体連は今どんなですか?特に中部地区教えて頂けませんか?
投稿: 頑張れ星達 | 2012年7月18日 (水) 00時46分
スコアを直してください。本買いましたよ、来年も楽しみにしてます!
投稿: 静商ふぁん | 2012年7月18日 (水) 23時07分