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2012年7月 7日 (土)

夏の甲子園予選 島田樟誠vs静岡南

★7月7日 全国高校野球選手権静岡大会1回戦 島田球場 晴   

チーム
静岡南 0 0 0 0 4 0 0 0 0 4
島田樟誠 0 0 3 0 4 2 1 0 × 10

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 いよいよ、全国高校野球選手権静岡大会が開幕しました! 天気が危ぶまれていましたが、無事に全球場で開始式、開幕カードが行われました。

 中部の開幕カードはともに今春県大会に出場している島田樟誠と静岡南が激突。静岡南は静岡市立商との合併を控え、現在の校名で出る最後の大会となります。
 試合は3回に島田樟誠が渡邊瑞基(2年・168cm51kg、右投右打)のタイムリー、高木裕太のタイムリー二塁打で3点を先制すると、5回に静岡南は2死満塁から澤田将太(3年・166cm68kg、右投右打)の走者一掃タイムリー二塁打で4点を奪い逆転。しかし、直後の5回裏に島田樟誠は大町悟史(2年・157cm52kg、右投左打)のタイムリー二塁打などで4点を奪いさらに逆転すると、その後も得点を加えダメ押し。10対4で勝利を決めました。

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 12安打10得点を奪った島田樟誠の強力打線の4番に座るのが捕手の高木裕太(3年・177cm72kg、右投右打)。パワフルな引っ張りが魅力で、この日は5打数4安打。チャンスにも強く、3打点をあげました。捕手としても、逆球が目立ち、調子がいいとは言えなかった先発の平尾光二(3年・173cm70kg、右投右打)を粘り強くリードし、被安打10、4四球ながら5回に失った4点のみの、9回4失点にまとめました。
 注目の大友伸久(3年・170cm68kg、右投右打)は1番ショートで出場し、5打数1安打でした。この日は2、3番が当たっていましたが、これから先、勝ち進むには、大友の出塁が必須。塁に出られれば、バッテリーにプレッシャーをかけられるだけに、次戦ではさらなる活躍を期待したいところです。ただ、この日、打撃は目立ちませんでしたが、守備は光っていました。一歩目の早さ、捕ってから投げるまでの速さ、どれをとってもスピーディー。深い場所からでも刺せる肩も持ち合わせています。

 静岡南で気になったのは、1年生ながら正捕手を務めていた成澤祐亮(166cm71kg、右投右打)。小柄ですが、今日は打撃も4打数3安打と当たっていました。低めの変化球をすくいあげてセンター前に運ぶなど、器用さも見えたので、秋以降注目していきたい選手です。(編集部H)

<写真上/中部開始式で選手宣誓を行った静岡市立・木村拓斗>
<写真下/打撃もリードも魅せた高木裕太(島田樟誠)>

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