夏の甲子園予選 聖隷クリストファーvs常葉学園橘
★7月25日 全国高校野球選手権静岡大会準決勝 愛鷹球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 十 | 十 一 |
十 二 |
十 三 |
十 四 |
計 |
聖隷 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
常葉橘 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 1 |
聖隷クリストファーの本格派右腕・鈴木翔太(183cm69kg、右投右打)が延長14回の末、敗退しました。
昨秋から、連投だと球威が落ちる傾向があっただけに、序盤の投球に注目していました。しかし、そんな心配も何のその、いつも通りのしなやかな腕の振りから低めに伸びる速球。さらに、静岡打線を苦しめたフォークを巧みに操り、走者を出しても得点を与えませんでした。
さすがに回を重ねるごとに、少し腕が下がり気味に。それでも、気持ちを前面に出し、延長に入ってからは気力だけで投げている感じに見受けられました。
引き分け再試合も頭をちらつき始めた延長14回裏、二死二、三塁。常葉学園橘の青島勢奈(174cm71cm、右投右打)の打球が三遊間に飛び、ショートのグラブを弾いて転がると、二塁ランナーは一気にホームへ。170球を超える球数を投げた鈴木翔は泣き崩れ、その後、他の選手に抱えられながら球場を去りました。
まだまだ伸びる要素をたくさん持っている逸材です。この夏から秋にかけて、ストレートがどこまで力強くなるのか。球速がどこまでアップするのか。少しの期間、体を休め、もう一度力を貯めて、秋季大会に望んで欲しいです。今度、照準を合わせるのは涼しくなる10月。この涙を糧に、地元開催となる東海大会で、今度はセンバツ出場を決めてほしいと思います。
<写真上/延長14回を激闘を終えた両チーム。健闘を讃えあう>
<写真下/敗れたものの、今夏の県大会を沸かせた鈴木翔太(聖隷クリストファー)>
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コメント
聖隷クリストファーの鈴木投手、常葉橘の宮崎投手。両投手の力が抜きんでていて、0-0のまま再試合までいくのではないかと思わされた試合でした。鈴木投手には、ぜひセンバツで全国の場に出て行ってほしいものです。
投稿: えーちゃん | 2012年7月26日 (木) 07時03分
確かに逸材ですね。
あのストレート、変化球共にすばらしい。球速は150キロもいけるのではないでしょうか。左の大石君とともに頑張ってほしい。
投稿: あーちゃん | 2012年7月26日 (木) 07時36分
コメント、ありがとうございます。鈴木翔太(聖隷クリストファー)は、甲子園で全国の高校野球ファンに見てもらいたいピッチャーですね。秋も注視していきたいと思います。
投稿: 編集部・栗山 | 2012年7月26日 (木) 18時14分