秋季大会 浜松学院vs浜松開誠館
★8月19日 第65回秋季高校野球西部大会2回戦 浜松球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
浜松学院 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 1 | 8 |
浜松開誠館 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
<7回コールド>
秋季大会は、初めてみる選手が多いので、シートノックは一生懸命に見るようにしています。
この日、浜松開誠館のシートノックで最初に目についたのはショートを守る引馬光平(174cm67kg、右投右打)とキャッチャーの宮本翼(172cm82kg、右投右打)。資料を見ると、2人とも1年生で、今夏からベンチ入り。しかも、1桁の背番号をもらっています。
引馬は一連のプレーにバランスの良さが見てとれました。横に対する動きの素早さと安定したスローイングが武器です。
また、バッティングは気持ちいいフルスイング。第1打席でセンター前、第2打席目はサード三塁強襲の安打で出塁しました。引馬を指導する藤原剛監督は「持っているポテンシャルは高いものがありますよ。ただ、見ている分には分かりづらいのですが、気持ち的にムラがあり、それがプレーに出ることがある。そのあたりの課題がクリアできれば、面白い選手になると思いますよ」。
一方の宮本は、いかにもキャッチャーらしく、ガッチリ体系の選手。4番に座るバッティングでは快音が聞けませんでしたが、スローイングフォームが良く、ライナーでいい球を放ります。
コールド勝ちした浜松学院は、吉田道新監督の公式戦初勝利となりました。
吉田監督は東海大相模のエースとしてセンバツで準優勝。ドラフト2位で近鉄に入団し、4年間、プロを経験しました。その後、教員免許を取得。今年5月に高校野球指導者資格を認められ、今秋よりチームを率いています。
この日は、4犠打で相手をジワジワと攻めていく野球を展開。三塁側から吉田監督の仕草を観察していると、すごく選手を乗せるのが上手いなと感じました。
選手個々の潜在能力は西部地区でもトップレベルだけに、吉田監督の手腕でどこまでチーム力をアップしてくるのか。今後に注目です。(編集部・栗山)
<写真/浜松開誠館の注目1年生コンビ、引馬光平(上)と宮本翼(中)。初陣を飾った元プロの吉田道監督(下)>
■浜松学院 |
■浜松開誠館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:丹生-河合 | 投手:江尻-高部 |
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