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2012年8月18日 (土)

秋季大会 東海大翔洋vs静岡学園

★8月16日 第65回秋季高校野球中部大会2回戦 焼津球場 晴

 チーム
東海大翔洋 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2
静岡学園 1 0 2 0 0 0 0 1 × 4

 中部地区の強豪私学対決となった2回戦。制したのは静岡学園でした。
 静岡学園は初回、安藤和哉のタイムリーで1点を先制。さらに、3回には増田大郎のタイムリーで2点を追加します。東海大翔洋も、中盤に1点差に詰め寄るも、静岡学園は8回に1点を追加し、ダメ押し。5回途中から登板の西山光貴が最後を締め、3回戦進出を決めました。

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 静岡学園の先発は1年生の関俊也。コンパクトなテークバックから右腕を叩きつけ、ストレートが伸びます。少しインステップ気味なのも、打者を苦しめました。
 ただ投げるだけでなく、牽制が上手いのも長所。足を使った攻撃を前面に出している東海大翔洋に対し、牽制で2つのアウトをとったのが大きかったです。特に初回、無死一塁から、牽制でさして、相手の出鼻をくじきました。試合後、東海大翔洋の弓桁義雄監督も「あそこでアウトになるとね。なかなか難しいですよ」とコメント。ターンの素早さには目を見張るものがありました。

 一方、東海大翔洋も、楽しみな1年生投手が登板しました。4回からマウンドに上がったのが浜松南シニア出身の中村駿之介。右の本格派タイプで、投げっぷりがいいです。特に内角に投げ込む制球力が魅力でした。
 続いて登板したのが大津一輝。東海大翔洋中時代に全国大会でノーヒットノーランを達成した経験を持つ注目左腕です。フォームに無駄なクセがなく、「綺麗」という表現が当てはまるピッチャー。いかんせん、パワー不足の感は否めませんが、体が出来上がったときの姿を想像すると、僕のテンションも上がってきました。
「このチームは試合をこなすしかありませんから」という弓桁監督。1年生投手が経験を積むことで敗者復活トーナメントからの逆襲なるか、注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/期待の1年生投手、上から関俊也(静岡学園)、中村駿之介、大津一輝(ともに東海大翔洋)> 

■東海大翔洋

■静岡学園

1番 三塁 松浦
2番 右翼 首藤
3番 中堅 大川
4番 一塁 平本
5番 遊撃 松井
6番 捕手 遠藤
7番 投手 杉本
8番 左翼 蒲谷
9番 二塁 太田
1番 遊撃 鈴木
2番 捕手 八木
3番 二塁 安藤
4番 右翼 西山
5番 左翼 増田
6番 投手
7番 一塁
8番 三塁 古屋
9番 中堅 長池
投手:杉本-中村-大津

投手:関-西山

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