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2012年9月

2012年9月29日 (土)

寺嶋寛大(創価大)の成長を目撃!

★9月29日 東京新大学リーグ 岩槻川通球場 晴   

   チーム
流通経済大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
創価大 1 0 0 0 0 1 0 0 × 2

 静岡では大学野球、高校野球ともに佳境に入っていて盛り上がっていますが、ちょっと関東に足を伸ばして東京新大学リーグを見てきました。お目当ては創価大の寺嶋寛大(興誠出身)。強豪の創価大で1年秋から正捕手を務める期待の2年生です。今シーズンは開幕カードに出場しなかったので心配していましたが、次のカードからは出場。今日の流通経済大戦でも9番・捕手としてスタメン出場しました。

Kandai_3 寺嶋を見るのは、昨年の神宮大会以来ですが、相変わらずグランドでぱっと目を引くスタイルをしています。 183cm82kgと立派な体格で、昨秋よりも太ももがしっかりしてより捕手らしい体型になりました。しかし、体型よりも驚かされたのが、寺嶋の「雰囲気」。昨秋は絶対的エースで2学年上の小川泰弘に引っ張られているような印象でしたが、今はバッテリーとして小川としっかり関係を築いているなと感じました。攻撃中もベンチで小川と密にコミュニケーションを取り、守備中は内野陣に指示を飛ばします。高校時代にはバッティングを生かして外野手でもいいのではなんて思ったものですが、もう完全に「捕手」になっていました。
 エースの小川は3試合連続完封中で、秋季リーグ戦が始まってから1点も取られていません。寺嶋とバッテリーを組む最後のシーズンなので、無失点記録が伸ばせるよう寺嶋がしっかりリードしていってほしいです。
 ちなみに、寺嶋の打撃は9番という打順が示すとおり、まだ厳しい状況。ただ、当たれば飛ぶ選手で、春季リーグでは本塁打も記録しています。バットをしっかり振りぬけるようになっていたことも明るい兆しに感じました。最終的には4番を打てるような選手に育ってほしいですね。

 現在、東京国際大と優勝争い中の創価大。この先の戦いぶりにも注目していきたいと思います。ちなみに、創価大の1年生には木下晃暢や長谷川翔也(ともに常葉学園菊川出身)、東京国際大の1年生には佐野準哉(富士宮北出身)らがおり、リーグ戦にはまだ出場していませんが、昨夏の静岡を盛り上げた選手たちのデビューも待ち遠しいところです。(編集部H)

<写真/眼光鋭くグランドを見つめる寺嶋寛大(創価大)>

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2012年9月27日 (木)

西濃運輸で活躍する静岡出身選手!

 第38回社会人野球日本選手権大会(11月3日から京セラドーム)に出場する全32チームが決まりました。「秋の社会人日本一」を決める大会。見る側も、今年最後の社会人公式戦だけに気合いが入ります。
 残念ながらヤマハは東海予選で敗退しましたが、全国で活躍する静岡県関連の多くの選手が出場するだけに目が離せません。

1209261 昨日、観戦したトヨタ自動車対西濃運輸のオープン戦でも、活躍が期待される静岡県出身の選手を見つけました。西濃運輸の3番DHで出場した久保田亮平です。
 東海大翔洋中から名門・静岡に進学。静岡では主将としてチームを牽引しました。その後、中央大に入学し、4年春にベストナインを獲得。シュアな打撃と内外野どちらでも守ることができる器用さで注目を集めました。
 この日のオープン戦では快音こそ聞かれませんでしたが、打席に立ったときの雰囲気の良さとスイングの鋭さはさすが。強豪チームでクリーナップを任されるだけあります。

 もう一人、西濃運輸には今年のドラフト候補に名前が挙がる高橋朋己(加藤学園出身)が在籍していますが、この日は登板なし。それでも、試合前にキャッチボール姿を見ることができて良かったです。

 今年の西濃運輸は都市対抗出場を逃しました。それだけに日本選手権ではこの2人の「静岡パワー」で上位進出を果たしてもらいたいですね。

<写真/社会人2年目となり、西濃運輸の主軸となりつつある久保田亮平(西濃運輸)>

★社会人野球日本選手権大会出場チームはこちら→http://www.jaba.or.jp/taikai/2012/syakaijin/team.html

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2012年9月23日 (日)

静岡学生野球リーグ 浜松大vs東海大海洋学部

★9月22日 静岡学生野球リーグ 磐田城山球場 晴   

   チーム
東海大海洋学部 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
浜松大 1 0 0 0 0 1 4 0 × 6

 昨日は高校野球の準々決勝第1試合をあきらめ、磐田球場に向かいました。浜松大・山下大輝(176cm77kg、右投右打)をチェックしたかったからです。1年生春にデビューし、新人王を獲得する活躍。その後は3年春までエースとして登板しながら、故障や不調で苦しんできました。いよいよ、3年秋。進路という意味でも大事なシーズンを迎えました。

1209221

 東海大海洋学部との重要な第1戦。山下は序盤からエンジン全開でした。2回、味方のエラーで無死一三塁のピンチを迎えますが、三振、三振、ショートゴロで切り抜けます。
 3回以降も、バランスのいいフォームから初速と終速が変わらないストレートで空振りを奪っていきます。まさにキャッチャーミットに向かって糸を引くような球筋。僕が高校時代から見てきた中で、昨日がベストだったと思えるくらいの出来でした。終わってみれば、2安打完封勝利。9つの三振を奪いました。 

 この日の投球に本人も満足している様子でした。「何より今日は指のかかりが良かったです。今年一番の投球ができたと思います。今はチームがまとまっているので、何としても神宮にいきたい。まず、静岡で2位ではなく1位で東海切符を掴みたいです」。
 最近、計測したところでは、球速が145キロくらいまで上がってきているとのこと。数字で語るべきタイプの投手ではありませんが、プロを目指す以上、大きな成長の一つだと思います。あとは、この調子をシーズンを通じて維持できるのか。そのポイントをクリアできたとき、山下の将来はますます楽しみになってくるでしょう。

 その後、浜松球場に移動。高校野球の準々決勝第2試合(静岡学園vs日大三島)を見てきました。そちらのレポートはこちら→http://www.hb-nippon.com/shizuoka/report/895-hb-shizuoka-game2012/9670-20120922001をご覧ください。(編集部・栗山)

<写真/2安打完封勝利の山下大輝(浜松大)>

■東海大海洋学部

■浜松大

1番 二塁 長谷
2番 左翼 山崎
3番 右翼 水口
4番 一塁 佐藤
5番 三塁 鳥山
6番 DH 和久田
7番 捕手 小林
8番 中堅 増田
9番 遊撃 瓜生
1番 中堅 山田
2番 右翼 内田
3番 二塁 藤浦
4番 左翼 堰澤
5番 DH 白石
6番 遊撃 伊東
7番 一塁 糟谷
8番 捕手 栩木
9番 三塁
投手:荒木-長沼-尾白-古川 投手:山下

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2012年9月20日 (木)

秋季静岡県大会 菊川南陵vs静岡商

★9月17日 第65回秋季高校野球静岡県大会2回戦 浜松球場 晴

 チーム
菊川南陵 0 1 0 0 0 0 0 1
静岡商 1 0 2 0 0 1 4 8

<7回コールド>

 前日、延長15回の末、6対6で引き分け。再試合となった一戦を見てきました。

1209171_2 静岡商の先発は大石莞土(171cm60kg、右投右打)。同じ1年生の剛腕・國松歩(180cm77kg、右投右打)の陰に隠れていた投手ですが、東海大翔洋中時代には全国大会でも登板経験のある投手。前日の試合では9回途中から公式戦初登板を果たすと、6回2/3を無失点に抑える好投を見せていました。
 この日は2回に1点を失いましたが、6回まで投げて被安打6と安定した投球を見せました。
 ボールを高い位置で離すので、打者は身長以上に角度を感じているはず。しかも、制球にまとまりがあり、大崩れが少ないのが特徴。ゲームメーク能力に長けた投手だと思いました。
 「1番」を背負う白瀧康二(172cm72kg、右投右打)、國松に加え、大石が計算できるのは、今後の静岡商にとって大きいでしょう。
 
1209172 一方、菊川南陵は前日、延長15回を投げ切ったエース・大井祐輝(177cm75kg、右投右打)が再度登板。さすがに疲れが目立ち、序盤からいつものキレの良さが欠けていた印象でした。
 堀井彰人監督も「大井に代えるピッチャーがいなかったのが痛かった。この大会に懸けてきたのでムチャクチャ悔しい」とコメント。それでも、堀井監督の頭の中には、このオフにどうすればチームを強化できるのかが描かれているとのこと。「チームを最初から作り直す」。熱き指揮官の目はすでに来年に向けられていました。(編集部・栗山)

<写真上/2試合続けての好投で勝利を手繰り寄せた大石莞土(静岡商)>
<写真下/再試合でも最後まで投げ抜いた大井祐輝(菊川南陵)>

■菊川南陵

■静岡商

1番 中堅 矢野
2番 一塁 野田
3番 捕手 金子
4番 投手 大井
5番 左翼 池田
6番 左翼 黒川
7番 三塁 中木
8番 遊撃
9番 二塁
1番 二塁 牧田
2番 右翼 石橋
3番 中堅 小木曽
4番 左翼 守谷
5番 一塁 杉本
6番 捕手 川島
7番 三塁 坂下
8番 遊撃 杉本
9番 投手 大石
投手:大井 投手:大石-白瀧

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2012年9月18日 (火)

秋季静岡県大会 東海大翔洋vs富士市立

★9月16日 第65回秋季高校野球静岡県大会2回戦 島田球場 晴

 チーム
東海大翔洋 1 0 1 0 0 0 0 0 4 6
富士市立 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2

  県大会の2日目も島田球場へ。第1試合では東海大翔洋と富士市立が対決。富士市立は先発メンバーの中に1年生が4人、名前を連ねました。

1209161

 まず、背番号19ながら、この日、トップバッターに抜擢された馬渕晃汰(180cm76kg、右投右打)。稲沢リトルシニアでは、日本選抜チームに選出され、全米選手権大会に出場した逸材です。父・紀明氏は競輪のS級選手というのにも興味がわきます。 
 この選手、バッターボックスでの風格は十分。大柄な体格で中田翔(日本ハム)ばりに、後ろに体を反らしてから、構えをとります。
 しかし、第1打席はショートゴロ、第2打席は三振。3回の守備では、記録は安打ながら、ライト後方のフライを見失い、得点に絡むミス。3回を終わった時点でベンチに退きました。ただ戸栗和秀監督が「スケールの大きさが魅力」というだけに、じっくりと育ってほしいなと思います。

1209162 3番の鈴木悠矢(172cm70kg、右投左打)は沼津シニアで活躍した好打者。今秋の東部大会の準々決勝では5安打をマークしました。この日は2打数1安打。初回のライト前安打が唯一の安打でしたが、軸のブレが少ないフォームで、スイングも鋭い。確かに、安打を量産できそうなバッティングスタイルでした。一塁も駆け抜ける走塁の迫力も◎です。

 その他にも、センス抜群の梅原誠(178cm71kg、右投左打)、戸栗監督が「人間がいい」という評する高羽健太(171cm63kg、右投左打)も1年生。試合には敗れましたが、「これからのチーム」として注目を続けたいです。(編集部・栗山)

<写真/逞しい体を持つ馬渕晃汰とシュアな打撃が武器の鈴木悠矢(ともに富士市立)>

■東海大翔洋

■富士市立

1番 右翼 松浦
2番 捕手 遠藤
3番 中堅 大川
4番 一塁 平本
5番 左翼 蒲谷
6番 三塁 松井
7番 二塁 久保
8番 投手 中村
9番 遊撃 太田
1番 右翼 馬渕
2番 中堅 橋本
3番 遊撃 鈴木
4番 一塁 岩間
5番 二塁 横山
6番 左翼 野口
7番 三塁 梅原
8番 捕手 高羽
9番 投手 吉田
投手:中村 投手:吉田

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2012年9月17日 (月)

秋季静岡県大会 浜松学院vs飛龍

★9月15日 第65回秋季高校野球静岡県大会1回戦 島田球場 晴

 チーム
浜松学院 2 0 2 0 0 1 0 5
飛龍 0 3 0 8 1 2 × 14

<7回コールド>

 15日から秋季静岡県大会が始まりました。初日の島田球場、第3試合では浜松学院と飛龍が対戦しました。

1209151

 試合前のシートノック。一人、動きが光っている選手を見つけました。飛龍の遊撃手、大本聖也(176cm69kg、右投右打)です。足の運びの軽快さとスローイングの強さ。飛龍の内野陣は総じてクオリティーが高いのですが、その中でも際立って見えるスケール感でした。

 さらに、試合が始まると、捕手が投手へ返球する一球一球に必ずバックアップ。走者がいない場面でも決して怠ることなく、その元気の良さに惹かれました。捕手からの返球は、ほとんどが逸れることがなく、ゆっくりとバックアップに入る選手がほとんど。しかし、大本は万が一を予測しているようなスピーディーさ。僕がこれまで高校野球を見てきた中で、ここまでハツラツとバックアップに入る選手を見たのは初めてかもしれません。

 打撃は初回、レフトポール際へ鋭いライナー性の打球を放ちます。惜しくも、ギリギリでファウルもポテンシャルの高さをアピールします。
 第3打席では脇を締めて、コンパクトに振り抜き、右中間を抜く三塁打。一塁から三塁まで走る姿に「脚力十分」と見ました。

 試合後、どうしても大本について話を聞きたく、飛龍・濱野洋監督の下に駆け寄りました。
「兵庫の神戸西リトルシニアからきた子ですが、素材はピカイチです。本当は夏からレギュラーにさせたかったのですが、下級生ということで遠慮しているところもあって。守備、走塁は高校時代の辻本一磨(東北福祉大)と比べても遜色ないでしょう。バッティングは大本の方が上。あとは、辻本のようにユニフォームを泥だらけにするような、ガツガツしたものが欲しいですね」。

 あらためてもう一度、見たいな思っていたら、飛龍は2回戦で優勝候補最有力の常葉学園橘を撃破。東海大会に出場すれば、プロのスカウトの目も引く素材だと感じています。(編集部・栗山)

<写真/三塁打を放ち、雄叫びをあげる大本聖也(飛龍)>

■浜松学院

■飛龍

1番 遊撃 米澤
2番 左翼 水野
3番 一塁 水谷
4番 捕手 鈴木
5番 三塁 坂根
6番 右翼 河合
7番 二塁 丹羽
8番 投手 丹生
9番 中堅 青木
1番 二塁 小豆澤
2番 三塁 菖蒲
3番 遊撃 大本
4番 中堅 京井
5番 左翼 竹村
6番 捕手 澤田
7番 一塁 佐藤
8番 右翼 大盛
9番 投手 河村
投手:丹生-河合 投手:河村-染宮

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2012年9月12日 (水)

静岡学生リーグで躍動する「赤星2世」!

 秋の静岡学生リーグが開幕しました。秋は静岡で優勝しても、静岡、岐阜、三重の1位チームが参加する「秋季選手権大会」、「愛知・東海・北陸三連盟王座決定戦」と、春よりも全国への道のりが長く、勝ち抜くことが厳しいのが現状です。
 そんな中、この秋より「各県の2位チームにもチャンスを」ということで、システムが変更になりました。
 下記の表のように、静岡、岐阜、三重の各県2チームが戦い、勝利チームは「1位決定トーナメント」に進出できることになりました。
 11月の明治神宮大会へ、険しさは変わりありません。ただし、県の2位チームからでも、全国に出場できる可能性が広がり、各チームのモチベーションも、これまで以上に高くなっています。

Daigaku

 その静岡学生リーグ、9日は松前球場で3試合を観戦しました。第3試合では富士常葉大と浜松大が対戦しま1209091した。
 注目は浜松大のトップバッター、山田謙人(170cm65kg、右投右打)です。浜松商時代は主将としてチームをけん引し、3年夏はベスト4進出。本来は外野手ですが、2年秋から捕手として活躍を見せました。浜松大入学後、再び、外野手へ。走、攻、守の3拍子がそろった中堅手として頭角を現し、3年秋にはベストナインを獲得しました。
 この日は、初回にシュアな打撃でセンター前安打。先制点の足がかりを作ります。さらに5回にはセンター前安打ですかさず二塁へ盗塁成功。2番打者、内田啓介(168cm58kg、右投左打)の安打で本塁打に還ってきました。その他の打席は、四球1、死球2。あきらかに、相手投手も山田を警戒している様子でした。
 現在は、進路先は未定ながら、50メートル6秒1の脚力と、遠投110メートルの肩には絶対的な自信を持ち、上のレベルでは守備、走塁のスペシャリストとしても期待が持てます。
 本人が目標とするのは元阪神の赤星憲広。ただの俊足、強肩というだけでなく、赤星氏のように守りでの一歩目のスタート、打球に入る速さも魅力です。
「もちろん社会人などでプレーしたいです。でも、今はこの秋に何として勝ちたいという思いが強いです」。
 大学最後のシーズンとなるこの秋。静岡学生リーグが誇る「赤星2世」が大暴れすれば、浜松大の躍進も見えてくるでしょう。

<写真/神宮球場でプレーさせてみたい選手、山田謙人(浜松大)>
 

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2012年9月 2日 (日)

練習試合 聖隷クリストファーvs刈谷

★9月2日 練習試合 聖隷クリストファーグランド 晴

 チーム
刈谷 0 0 0 0 0 0 1 1 1 3
聖隷 0 0 0 0 0 0 0 3 1 4

 今日は聖隷クリストファーの取材へ。グランドでは、刈谷(愛知)との練習試合が行われて1209021いました。
 先発のマウンドに上がったのはエースの鈴木翔太。今日はバッタバッタと三振をとることはありませんでしたが、6回を無失点にまとめました。7回から左腕の大石一樹が登板。聖隷クリストファーにとって鈴木翔の負担を減らす意味で、来年に向けて、カギを握る投手です。
 大石の武器は、130キロ台前半の重いストレートとブレーキの利いたカーブ。いいときには、テンポよく、相手を仕留めていきます。ところが、今日はフィールディングのミスなども絡み、3イニングで各1点ずつ奪われて3失点。ストレートを狙い打たれる場面もありました。「課題はフィールディングと追い込んでからのコントロール」という大石。このオフに、どこまでレベルアップできるのか。課題をクリアしつつ、球速が140キロ台までのってくれば、面白いでしょう。

 試合は8回に鈴木翔、石塚大祐の連続タイムリーなどで3点を奪うと、9回には石塚が一死満塁からサヨナラタイムリーを放ち、勝利をものにしました。

 秋は県大会出場を逃しましたが、秋季大会中に全員が1日3000スイングを行ったことで打撃力が上昇中。鈴木洋佑監督、選手ともに手ごたえを掴んできているようでした。(編集部・栗山)

<写真/現在肉体改造に取り組み、体が大きくなりつつある大石一樹(聖隷クリストファー)>

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