秋季静岡県大会 浜松学院vs飛龍
★9月15日 第65回秋季高校野球静岡県大会1回戦 島田球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
浜松学院 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
飛龍 | 0 | 3 | 0 | 8 | 1 | 2 | × | 14 |
<7回コールド>
15日から秋季静岡県大会が始まりました。初日の島田球場、第3試合では浜松学院と飛龍が対戦しました。
試合前のシートノック。一人、動きが光っている選手を見つけました。飛龍の遊撃手、大本聖也(176cm69kg、右投右打)です。足の運びの軽快さとスローイングの強さ。飛龍の内野陣は総じてクオリティーが高いのですが、その中でも際立って見えるスケール感でした。
さらに、試合が始まると、捕手が投手へ返球する一球一球に必ずバックアップ。走者がいない場面でも決して怠ることなく、その元気の良さに惹かれました。捕手からの返球は、ほとんどが逸れることがなく、ゆっくりとバックアップに入る選手がほとんど。しかし、大本は万が一を予測しているようなスピーディーさ。僕がこれまで高校野球を見てきた中で、ここまでハツラツとバックアップに入る選手を見たのは初めてかもしれません。
打撃は初回、レフトポール際へ鋭いライナー性の打球を放ちます。惜しくも、ギリギリでファウルもポテンシャルの高さをアピールします。
第3打席では脇を締めて、コンパクトに振り抜き、右中間を抜く三塁打。一塁から三塁まで走る姿に「脚力十分」と見ました。
試合後、どうしても大本について話を聞きたく、飛龍・濱野洋監督の下に駆け寄りました。
「兵庫の神戸西リトルシニアからきた子ですが、素材はピカイチです。本当は夏からレギュラーにさせたかったのですが、下級生ということで遠慮しているところもあって。守備、走塁は高校時代の辻本一磨(東北福祉大)と比べても遜色ないでしょう。バッティングは大本の方が上。あとは、辻本のようにユニフォームを泥だらけにするような、ガツガツしたものが欲しいですね」。
あらためてもう一度、見たいな思っていたら、飛龍は2回戦で優勝候補最有力の常葉学園橘を撃破。東海大会に出場すれば、プロのスカウトの目も引く素材だと感じています。(編集部・栗山)
<写真/三塁打を放ち、雄叫びをあげる大本聖也(飛龍)>
■浜松学院 |
■飛龍 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
投手:丹生-河合 | 投手:河村-染宮 |
| 固定リンク
「静岡県中部地区」カテゴリの記事
- 春季中部地区大会準決勝(4月3日)~草薙球場レポート(2021.04.03)
- 駿河総合の大型2投手をチェックしてきました!(2021.03.05)
- 秋季中部地区大会4日目(8月22日)~清水庵原球場レポート(2020.08.22)
- 秋季中部地区大会3日目(8月18日)~焼津球場レポート(2020.08.18)
- 秋季中部地区大会2日目(8月15日)~島田球場レポート(2020.08.15)
「静岡県東部地区」カテゴリの記事
- 県大会出場の25校が決定!(2021.03.27)
- 春季東部地区大会2日目(3月23日)~裾野球場レポート(2021.03.24)
- 春季東部地区大会1日目(3月20日)~富士球場レポート(2021.03.20)
- 三島南、21世紀枠でセンバツ出場へ(2021.01.29)
- 吉報を待つ三島南(2021.01.28)
コメント
はじめまして!
勝手ながら公式ホームページ内掲示板にて紹介させて頂きました。
http://6421.teacup.com/kobenishi2/bbs
投稿: 神戸西リトルシニア事務局 | 2012年9月17日 (月) 09時41分