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2012年9月20日 (木)

秋季静岡県大会 菊川南陵vs静岡商

★9月17日 第65回秋季高校野球静岡県大会2回戦 浜松球場 晴

 チーム
菊川南陵 0 1 0 0 0 0 0 1
静岡商 1 0 2 0 0 1 4 8

<7回コールド>

 前日、延長15回の末、6対6で引き分け。再試合となった一戦を見てきました。

1209171_2 静岡商の先発は大石莞土(171cm60kg、右投右打)。同じ1年生の剛腕・國松歩(180cm77kg、右投右打)の陰に隠れていた投手ですが、東海大翔洋中時代には全国大会でも登板経験のある投手。前日の試合では9回途中から公式戦初登板を果たすと、6回2/3を無失点に抑える好投を見せていました。
 この日は2回に1点を失いましたが、6回まで投げて被安打6と安定した投球を見せました。
 ボールを高い位置で離すので、打者は身長以上に角度を感じているはず。しかも、制球にまとまりがあり、大崩れが少ないのが特徴。ゲームメーク能力に長けた投手だと思いました。
 「1番」を背負う白瀧康二(172cm72kg、右投右打)、國松に加え、大石が計算できるのは、今後の静岡商にとって大きいでしょう。
 
1209172 一方、菊川南陵は前日、延長15回を投げ切ったエース・大井祐輝(177cm75kg、右投右打)が再度登板。さすがに疲れが目立ち、序盤からいつものキレの良さが欠けていた印象でした。
 堀井彰人監督も「大井に代えるピッチャーがいなかったのが痛かった。この大会に懸けてきたのでムチャクチャ悔しい」とコメント。それでも、堀井監督の頭の中には、このオフにどうすればチームを強化できるのかが描かれているとのこと。「チームを最初から作り直す」。熱き指揮官の目はすでに来年に向けられていました。(編集部・栗山)

<写真上/2試合続けての好投で勝利を手繰り寄せた大石莞土(静岡商)>
<写真下/再試合でも最後まで投げ抜いた大井祐輝(菊川南陵)>

■菊川南陵

■静岡商

1番 中堅 矢野
2番 一塁 野田
3番 捕手 金子
4番 投手 大井
5番 左翼 池田
6番 左翼 黒川
7番 三塁 中木
8番 遊撃
9番 二塁
1番 二塁 牧田
2番 右翼 石橋
3番 中堅 小木曽
4番 左翼 守谷
5番 一塁 杉本
6番 捕手 川島
7番 三塁 坂下
8番 遊撃 杉本
9番 投手 大石
投手:大井 投手:大石-白瀧

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コメント

菊川南陵の大井君はバッターとしても、すばらしいと思います。静商大石君は球速はありませんがカーブ、全体のコントロールが良く
まとまりがありました。
静商のブルペンで投げていた背番号19の左投手、横馬君は静商の中で1番球速があります。

投稿: | 2012年9月21日 (金) 00時08分

準決勝決まりましたね。
静高はさすがというところでしょうか?
常葉菊川さすがに調子上げてきましたね。飛龍との対戦は楽しみですね。

投稿: | 2012年9月22日 (土) 23時57分

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