秋季静岡県大会 菊川南陵vs静岡商
★9月17日 第65回秋季高校野球静岡県大会2回戦 浜松球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
菊川南陵 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
静岡商 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 |
<7回コールド>
前日、延長15回の末、6対6で引き分け。再試合となった一戦を見てきました。
静岡商の先発は大石莞土(171cm60kg、右投右打)。同じ1年生の剛腕・國松歩(180cm77kg、右投右打)の陰に隠れていた投手ですが、東海大翔洋中時代には全国大会でも登板経験のある投手。前日の試合では9回途中から公式戦初登板を果たすと、6回2/3を無失点に抑える好投を見せていました。
この日は2回に1点を失いましたが、6回まで投げて被安打6と安定した投球を見せました。
ボールを高い位置で離すので、打者は身長以上に角度を感じているはず。しかも、制球にまとまりがあり、大崩れが少ないのが特徴。ゲームメーク能力に長けた投手だと思いました。
「1番」を背負う白瀧康二(172cm72kg、右投右打)、國松に加え、大石が計算できるのは、今後の静岡商にとって大きいでしょう。
一方、菊川南陵は前日、延長15回を投げ切ったエース・大井祐輝(177cm75kg、右投右打)が再度登板。さすがに疲れが目立ち、序盤からいつものキレの良さが欠けていた印象でした。
堀井彰人監督も「大井に代えるピッチャーがいなかったのが痛かった。この大会に懸けてきたのでムチャクチャ悔しい」とコメント。それでも、堀井監督の頭の中には、このオフにどうすればチームを強化できるのかが描かれているとのこと。「チームを最初から作り直す」。熱き指揮官の目はすでに来年に向けられていました。(編集部・栗山)
<写真上/2試合続けての好投で勝利を手繰り寄せた大石莞土(静岡商)>
<写真下/再試合でも最後まで投げ抜いた大井祐輝(菊川南陵)>
■菊川南陵 |
■静岡商 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:大井 | 投手:大石-白瀧 |
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コメント
菊川南陵の大井君はバッターとしても、すばらしいと思います。静商大石君は球速はありませんがカーブ、全体のコントロールが良く
まとまりがありました。
静商のブルペンで投げていた背番号19の左投手、横馬君は静商の中で1番球速があります。
投稿: | 2012年9月21日 (金) 00時08分
準決勝決まりましたね。
静高はさすがというところでしょうか?
常葉菊川さすがに調子上げてきましたね。飛龍との対戦は楽しみですね。
投稿: | 2012年9月22日 (土) 23時57分