桐光学園が静岡にやってきた!②
★10月7日 練習試合 常葉橘グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
常葉学園橘 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
桐光学園 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | 0 | × | 11 |
<投手>
桐光学園:山田
常葉学園橘:高橋
桐光学園の遠征2日目。この日は、今夏の甲子園出場校、常葉学園橘と対戦しました。
僕が9時に到着すると、すでに1回裏。マウンドには常葉学園橘のエース・高橋遥人があがっていました。ネット裏に向かう途中、ライト後方から少し見ていたのですが、フォームにバネと躍動感を感じました。そのスピーディーな体重移動に腕が巻きつくように鋭く振れてきます。
ただ、この日の高橋の状態は決して良いと言えませんでした。ストレートは最速139キロをマークしたものの、制球面が今一つ。コーナーを狙った球が真ん中に集まり、それを桐光学園の各打者がことごとく捉えてきました。持ち前のテンポの良さも影を潜め、毎回のように走者を許す苦しい投球。特に、2番の武拓人には5打席のうち、4度の出塁を許し、塁に出るとかき回されというパターンでした。
それでも、8回に捕手が綾部隼也に変わると、投球テンポが速くなり、打者が構え遅れ気味に。こうなると、高橋の球のキレも生きてきます。この回を無失点。最後に、本来の高橋を見ることができて良かったです。今回の経験を糧に、来年は全国で勝てるピッチャーへ、甲子園で今度こそ、松井裕樹と投げ合って欲しいです。
高橋の投球以上に気になったのが、前日に続き守備力の違い。ミスが失点につながった常葉学園橘とは対照的に、桐光学園は確実にアウト1つを取りにきます。常葉学園橘のチームにとっても、この財産を冬の練習に生かし、来年の夏には「ターニングポイントとなったゲーム」と言ってくれることを期待しています。
<写真/今夏の甲子園で好投を見せた注目左腕・高橋遥人(常葉学園橘)>
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コメント
県民として静岡野球がもっと熱くなってほしいと願ってます。
こちらやTwitterで試合の様子など拝見させていただいてます。ありがとうございます。
これからも静岡野球を応援していきたいです。
投稿: P太郎 | 2012年10月10日 (水) 19時01分