常葉学園菊川が準決勝進出!
★10月21日 秋季東海地区高校野球大会 浜松球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
常葉菊川 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 |
東邦 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 |
<投手>
常葉菊川:堀田
東邦:石田-高松-三倉
20日に開幕した秋季東海大会。初日は常葉学園菊川、飛龍が勝ち進み、静岡県勢は3校が残った状態で翌日の2回戦を迎えました。しかし、飛龍は菰野に、静岡は市岐阜商にそれぞれ敗退。優勝候補だった東邦に勝った常葉学園菊川が県勢として唯一ベスト4に進出しました。
前日試合をしている常葉学園菊川と、充実した戦力で激戦の愛知を1位通過、この日初戦を迎えた東邦。下馬評は明らかに東邦の方が上だったでしょう。
試合は、東邦が初回に1点を先制するも、常葉学園菊川が2回に相手のエラーや菊池竣太朗のタイムリーで3点を奪い逆転。じわじわと東邦が迫り、6回には3-3の同点となりますが、7回に常葉学園菊川はこの日3安打3打点と乗っていた今坂僚介のタイムリー二塁打で1点を勝ち越すと、さらに遠藤康平のタイムリーで2点を追加。その後1点を返されたものの逃げ切り、勝利を決めました。先発の堀田竜也は東海地区屈指の打線を誇る東邦打線に11安打を浴び、3者凡退に打ち取ったのは2回のみ。それでも、土壇場では粘りました。
今秋の常葉学園菊川は少しエラーが目立ち、この日も3失策。選手個々は上手いはずなのに、「あれ?」というエラーが地区予選からちょこちょこと出ていました。しかし、ここぞという時の集中力は伝統になっているのか、走者を置いた東邦が外野フライを放っても、タッチアップを許さない送球がどんどん返ってきます。
昨日は、流しのブルペンキャッチャーこと安倍昌彦さんと観戦したのですが、安倍さんも舌を巻いたのが7回に無死二、三塁から登地慶輔がセンターフライを捕った時の返球。「あそこから、肩の高さにバシッと返球されたら、三塁走者もスタートを切れない。あれで試合が決まった」と感心していたほど、すばらしいボールが内野に戻り、走者を塁に釘づけにしました。打撃が注目されがちな登地ですが守備でも注目していきたいですね。
今週27日に常葉学園菊川は岐阜の1位校・県岐阜商と対戦します。またまた相手は強豪ですが、次の試合に勝てばセンバツ出場はほぼ確定するだけに、頑張ってほしいです。(編集部H)
<写真/上が今坂僚介、下が遠藤康平(ともに常葉学園菊川)>
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コメント
そう、素晴らしい試合でした。登地君は東海大会ではまだ本来のバッティングが発揮されていませんが、守備は健在!次も期待でしますね!
投稿: 菊川市民 | 2012年10月27日 (土) 07時45分