伊豆に怪物中学生現る!
クラスト杯争奪リトルシニア野球南関東支部秋季静岡県大会の準決勝を観戦しました。
第1試合で登場した伊豆リトルシニアには、毎試合のように本塁打を放っている凄いスラッガーがいるという噂を聞きました。
浜松南シニア専用グランドに着くと、その選手はすぐに分かりました。大柄で、見るからにワイルド。そして、目力が強烈。兄(潤哉)は静岡商で活躍する水口弥(2年)です。
さすがに相手チームも警戒する選手。第1打席は死球で出塁。ただし、塁に出てからが凄かったです。ホーム突入の際、クロスプレーでの勢いは高校野球でもなかなかお目にかかれないド迫力。アウトになりましたが、存在感の大きさに惹きつけられます。
続く、第2打席はセンターへのフライ、第3打席は空振り三振。この日は安打こそ出なかったものの、荒削りなのも魅力の一つとと感じられるスケールの大きさです。スイングスピードが速く、空振りしてもその豪快さは爽快感を与えてくれます。
そんな大柄にして100メートルは11秒台で走り、ボール投げにいたっては全国クラス。陸上部から熱烈な勧誘を受けるほどの高い身体能力の持ち主です。
試合後、土屋英治監督に話を伺い、さらに驚きました。「チーム全員、両打ちに取り組んでいるのですが、水口も左打ちで練習しています。もちろん、左でも飛ばしますよ。来年の春からは試合で打たせようと思っているんです」。
両打ちの大型スラッガー誕生か!? 僕の心はますますときめきました。
今から名前を覚えておいて損はしない選手だと思います。
<写真上/一度見たら絶対に忘れない水口弥(伊豆リトルシニア)>
<写真下/ユニークな指導法で選手を育成する土屋英治監督と伊豆リトルシニアナイン>
★クラストカップ静岡県大会準決勝
伊豆市3-1掛川
浜松南6-0富士
※決勝戦は11月3日に愛鷹球場で行われます。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)