飛龍OB・辻本一磨を追う!
今秋、校名変更後、初の東海大会出場を決めた飛龍。東部地区大会では初戦で敗退するも、そこから奮起すると、県大会では優勝候補の常葉学園橘を破る金星を挙げました。東海大会でも戦いぶりが注目されます。
飛龍の現2年生が1年生のときに主将を務めていたのが東北福祉大の辻本一磨(179cm76kg、右投右打)です。華麗なフィールディングに加え、ユニフォームを真っ黒にするひたむきなプレーで静岡の高校野球ファンの心に残る活躍を見せてくれました。また、3年時には打撃力もアップし、プロのスカウトからの注目を浴びた遊撃手です。
強豪・東北福祉大入学後、春季リーグ戦で1年生ながら、いきなりの先発出場。「3年くらいになって出てきてくれたら」と思っていた僕は、驚きと同時に、静岡からの巣立った選手の躍進を嬉しく思いました。ただ、春季リーグの後半に入り、打撃の調子を落とし、大学選手権ではパンフレットに顔写真が掲載されたものの、ベンチを外れました。本人は「相当悔しかった」と言います。それでも、夏のオープン戦では2本塁打。全国から集まる好選手揃いの東北福祉大の中にあって打撃でアピールし、秋のリーグ戦では代打で出場機会を増やしています。
東北福祉大は現在、勝ち点4で東北学院大と並んでいます。いよいよ、今週末に直接対決。明治神宮大会東北地区代表決定戦に出場できるのは優勝チームのみ。絶対に負けられない試合になります。秋こそは辻本のプレーを全国の舞台で見たいので、まずはリーグ制覇に期待です。
※写真は辻本選手のお母さんに提供していただきました。
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