練習試合 静岡東vs帝京三
★11月11日 練習試合 庵原高グランド 曇
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
静岡東 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
帝京三 | 0 | 3 | 2 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | × | 11 |
いよいよ、今年の野球シーズンも終盤に入ってきました。この時期は、できる限り、秋に見ることができなかったチームを回りたいと思っています。11日は静岡東の練習試合へ。
静岡東は今秋の中部大会で初戦敗退も「1年生に面白い選手がいるよ」という情報があり、年内にどうしてもチェックしておきたいチームでした。
相手は山梨の帝京三。今秋の山梨県大会でベスト4に進出し、東海大甲府をあと一歩まで苦しめた強豪です。対する静岡東は2年生が6人と少なく、1年生主体の若いチーム。この日の先発メンバーでも、2年生は2人のみ。ただし、その2人が骨太の選手でチームを牽引します。
3番を打つ、平島魁(169cm62kg、右投右打)は2安打の活躍。3打席目にはレフトオーバーの二塁打を放ちました。バットを一握り短く持ち、内からきれいに出てくるシュアなスイング。体は小柄でも、速球に力負けしません。セカンドの守備も、一二塁間の打球をダイビングキャッチで打者走者をアウトにするなど、球際の強さが光る勝負強い選手です。
主将を務める「5番センター」の小笹悠太(182cm71kg、右投右打)は快音こそ聞けませんでしたが、大柄で打席での雰囲気がありました。
1年生では、バッテリーを組む2人に注目。この日は、帝京三打線にとらえられたものの、羽根田暢尚監督が期待する選手です。
原田琢也(174cm70kg、右投右打)は荒削りなフォームながら、キレ味抜群のスライダーが武器です。受ける坂下雄二郎(181cm77kg、右投右打)は、捕手経験は浅いものの、とにかく体格の良さが魅力。少しずつ、守りの精度を高め、大型捕手として伸びて欲しいです。
羽根田監督は「野球は夏ではなく、冬のスポーツ」だといいます。
「高校生は冬の間に一気に成長しますからね。清水東時代に指導した岩崎優(現国士舘大)も冬に鍛えて良くなりました。この1年生達も、ひと冬超えて来年の春にはかなり変わりますよ。楽しみにしていてください」。
それにしても、帝京三の強力打線には驚きました。ユニフォームが本家・帝京(東京)と同じということも重なってか、各選手のスイングの鋭さには脅威を覚えました。(編集部・栗山)
<写真上/攻守に勝負強い平島魁(静岡東)>
<写真下/来春のブレイクに期待したい原田琢也(静岡東)>
| 固定リンク
「全国の高校野球」カテゴリの記事
- 湖西ベースボールフェスタが7日、8日に開催!(2020.11.06)
- 湖西・廣田和真が名門・横浜相手に好投!(2019.11.11)
- 湖西ベースボールフェスタ、横浜高と白山がやってくる!(2019.11.07)
- 桐蔭学園のスーパー1年生・木本圭一(静岡裾野シニア出身)が活躍!(2019.07.17)
- 松商学園・鈴木健介(舞阪中出身)が大一番で快投!(2019.07.10)
「静岡県中部地区」カテゴリの記事
- 春季中部地区大会準決勝(4月3日)~草薙球場レポート(2021.04.03)
- 駿河総合の大型2投手をチェックしてきました!(2021.03.05)
- 秋季中部地区大会4日目(8月22日)~清水庵原球場レポート(2020.08.22)
- 秋季中部地区大会3日目(8月18日)~焼津球場レポート(2020.08.18)
- 秋季中部地区大会2日目(8月15日)~島田球場レポート(2020.08.15)
コメント
いつも楽しみに見てます
僕は菊川のファンなので菊川戦を
レポートしてくれたらうれしいです
出来たらでいいです
勝手ですいません
投稿: 菊川戦 | 2012年11月14日 (水) 17時02分
静高は今週金曜日に県大会で苦戦した沼津東と定期戦をやるようなのでレポートお願いします
投稿: | 2012年11月20日 (火) 16時01分