全国大会出場の3中学が決定!
昨日は清水庵原球場で行われた第4回全日本少年春季軟式野球静岡県大会兼第14回静岡県中学校新人野球大会を見てきました。
この大会で3位以内に入ると、来春の全国大会(西ヶ谷球場他)に出場できます。
ベスト4に残ったのは服織中、三島南中、都田中、掛川東中。まず、準決勝第1試合は服織中と三島南中が対戦。服織中が3回に挙げた1点を守り切り、全国大会一番乗りを果たします。続く第2試合では都田中と掛川東中が対戦。2対2の同点から終盤に掛川東が勝ち越し、服織中に続き全国へ。3位決定戦では、都田中がワンチャンスをものにして、最後の切符を手にしました。そして、決勝戦では掛川東中が、打線が序盤に大量得点を挙げて圧勝。初優勝を飾りました。
今回は、気になった選手を各チーム1名ずつ紹介します。
優勝した掛川東中ではエース左腕の落合竜杜。投げては準決勝で2失点完投、決勝では打撃でも貢献しMVPを獲得しました。バランスのいいフォームで、球筋も安定。今のままの姿で体が大きくなって欲しいタイプです。
服織中では「1番ショート」の戸田颯馬。準決勝では3回に先制につながるライトオーバーの二塁打を放つ活躍。守りでは一歩目のスタートが良く、軟式独特の大きく弾む前の打球もスピーディーな動きで、打者走者をアウトにしました。
この日、もっとも楽しみにしていたのは村木文哉(都田中)。すでに身長180センチの投手ということで期待していました。準決勝ではサードで出場し、打球をさばくときの身のこなしが良く、ますます投げる姿が見たくなりました。3位決定戦では先発として登板。勢いのあるストレートを武器に完封勝利を飾りました。腕の位置は真上ではなく、少し横気味。フォームは荒削りですが、鋭い腕の振りは魅力です。
惜しくも全国大会出場を逃した三島南中。エースの中川真杉は、体重移動に速さがあり、それにともない腕が一気に振れてきます。球のスピード的は村木と遜色ありませんでした。華奢な体が出来上がったときの姿が今から楽しみです。(編集部・栗山)
【準決勝】
服織中1×0三島南中
掛川東中4×2都田中
【3位決定戦】
都田中3×0三島南中
【決勝戦】
掛川東中7×0服織中
<写真/上から落合竜杜(掛川東中)、戸田颯馬(服織中)、村木文哉(都田中)、中川真杉(三島南中)>
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