練習試合 袋井vs清水西
★11月18日 練習試合 袋井グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
清水西 | 5 | 4 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 15 |
袋井 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 5 |
昨日は長身の本格派右腕がいるという噂を聞きつけ、袋井に向かいました。名前は山田真吾(182cm70kg、右投右打)。袋井・世古雄馬監督によると、1年生ながらすでに130キロ台後半をマークしているとのこと。「ピッチャーをやり始めたのは高校に入ってからで本格的な投球は秋の大会以後。でも、投げれば投げるほど良くなっていく。どこまでいくのか、本当に楽しみです」というほどの有望株です。
この日の相手は清水西。世古監督にとっては、静岡東時代の恩師・安井信太郎監督との今季4試合目の対戦となりました。
この2チームは、秋の県大会でも対戦しています。「師弟対決」として注目を集めた試合は袋井が3対2で勝利。約2ヶ月を経たこの日。リベンジに燃える清水西の強力打線を新星の山田がどう抑えるのか。シーズンの最後で、かっこうの腕試しの場となりました。
初回、山田は制球に苦しみます。先頭の吉崎晃司(162cm65kg、右投左打)にレフトオーバーの二塁打を浴びたあと、4四死球などで計5失点。2回には4本の長打を浴びて4失点。ことごとくストレートを対応されます。その後、3回に立ち直りの兆しを見せましたが、4、5回にそれぞれ2失点。結局、6回を投げ、13失点という結果に終わりました。
「普段はもっと腕が振れて、打者はストレートを待っていても、バットがさし込まれる。そういう威力ある球を放るのですが。こんなに悪い状態の山田を見るのは初めて。これも成長する上で一つの試練かもしれませんね」という世古監督。それでも、いたる所で大器の片鱗を感じることできました。
マウンドに上がったときの雰囲気、テークバックで腕が背中方向に入ってしまうほどの肩の柔らかさ、トップでの胸の張り。まだまだ下半身が使えず、上で投げている状態ですが、伸びる要素は十分。この冬次第でブレイクの可能性を秘めていると思います。
この日は午前中に1年生大会の3位決定戦があり、常葉学園菊川相手に本塁打を放つ活躍。打撃にも非凡なものがあります。
これで、今季の対戦成績が2勝2敗とタイになったこの2チーム。清水西も1年生に丹甫航也(169cm64kg、右投右打)という好投手がいるだけに、試合後は「来年は山田、丹甫で投げ合って勝負しよう」と語りあった両監督。タイプの違う2人が、来年はどんな姿に成長するか、今から楽しみです。(編集部・栗山)
<写真上/投打で高い能力を秘める山田真吾(袋井)>
<写真下/来年の再戦を誓った両チーム。左から中釜伸也部長(清水西)、安井信太郎監督(清水西)、世古雄馬監督(袋井)>
■清水西 |
■袋井 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:山田康-山田大 | 投手:山田 |
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コメント
来年の春、出来れば袋井高校に入って野球をやりたい中3です。学力レベル的には、袋井高校は進学校になるのですか?仮に合格して入学できても、野球部との両立で、勉強について行けるか不安です。中学の先生がおっしゃるには250点満点の学力調査テストで最低180点は欲しいと言われました。実際、磐周・小笠地区では磐田南>袋井>掛川西の学力レベルらしいですが、実際、どうなんですか?
投稿: | 2012年11月24日 (土) 06時38分