練習試合 伊豆市リトルシニアvs静岡ジュニアユースベースボールクラブ
★2月3日 練習試合 天城ふるさと広場球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
伊豆市 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 4 | 0 | 10 |
静岡 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
昨日、天城ふるさと広場球場で、静岡ジュニアユースベースボールクラブと伊豆市リトルシニアの練習試合が行われました。先月、お伝えした通り(「静岡ジュニアユースベースボールクラブ」で逸材発見!)、静岡ジュニアユースベースボールクラブは昨年発足したばかりの硬式野球チームでヤングリーグに所属。現在のメンバーは1年生だけですが、積極的に練習試合を行い、力を養っています。この日も伊豆市リトルシニアとメンバーを変えながら、何と3試合も対戦しました。(スコアボード、スタメンは1試合目)
試合前に、静岡ジュニアユースベースボールクラブのノックを見ていると、僕の目はショートの選手に釘づけになりました。左右の動きにキレがあり、打球をうまくさばいて、なかなか強い送球を放ります。何より、何十人もいるグラウンドで、ぱっと目を引く華を持っていました。その選手こそ稲角塁。常葉学園橘でショートとして活躍し、現在は専修大でプレーする稲角航平の弟です。
1試合目で、1番ショートとして出場した稲角は、注目の第1打席からカーブをしっかりとらえて、鋭くセンター前へ運びます。そして、次打者がライト方向へ安打を放つと、処理が遅れる様子を見て一気に本塁へ。3打席目もセカンドライナーに終わったものの、タイミングは合っていました。驚いたのは2試合目。代打で出てきた7回に、変化球をとらえてセンターオーバーの二塁打。体はまだ大きくありませんが、しっかりと長打を打てるパワーを見せてくれました。すかさず三盗を決めるセンスもやはり魅力です。
守備にはまだ粗さが残り、打席ではストレートに対応できていない様子もありましたが、そこは体もまだまだ成長中の中学1年生。むしろのびしろと考えたいところです。打席での雰囲気や、ライナー性の鋭い打球、勢いのあるプレースタイルは兄によく似ていると思いましたが、存在感や華やかさは兄以上にも感じました。今後どんな成長を見せるのか、見守っていきたい選手をまた一人見つけました。
対戦相手だった伊豆市リトルシニアではやはり、1試合目に出場した2年生の水口弥が目立っていました。(伊豆に怪物中学生現る!)
結果は、四球、ランニング本塁打、四球、犠飛。打席での雰囲気が尋常ではなく、投手もストライクを投げづらい中、軽々と右中間の一番深いところに運び、俊足であっという間に本塁に戻ってきたかと思うと、捕手のタッチをかいくぐってセーフにした2打席目は圧巻でした。水口を初めて見た編集部Hも夢中で、「チャンスで回してくれと思える選手ですね。中学生とは思えない太もものせいか、体勢を崩しても振り切ってすごいスイングをする。守備では、笑ってしまうほどの肩の強さが魅力。174センチとまだ成長中のようですが、体の大きさ以上にスケールを感じました」と、ずっと目で追っていました。
2試合目の1年生同士での試合で先発した大川琢海など、伊豆市リトルシニアの1年生にも面白そうな選手がゴロゴロ。高校生をちょっと見ないでいるとその成長に驚かされたりしますが、中学生の下級生となると、そこに急激な体の成長も加わってくるので、どんな選手が出てくるか、読めないところがあります。そのあたりも含めた、中学野球の魅力を堪能できた一日でした。(編集部・栗山)
<写真上/攻守にキレのある動きを見せた稲角塁(静岡ジュニアユースベースボールクラブ)>
<写真下/ド迫力かつ野性的な回避能力でランニング本塁打を決めた水口弥(伊豆市リトルシニア)>
■伊豆市リトルシニア |
■静岡ジュニアユースベースボールクラブ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:渡邉-石川 | 投手:深澤-野村-藤原 |
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