聖隷クリストファーの注目投手陣をチェック!
先日、『静岡高校野球2013』の取材で聖隷クリストファーに伺ってきました。といっても、『静岡高校野球2013』の発売は6月予定ですので、まだ時期的には早いのですが…。それでも、このオフは、ほぼプロ全球団のスカウトが視察に訪れたという鈴木翔太の現状を知りたくて、グランドに伺ってきました。
鈴木翔は、3月の練習試合解禁に向け、順調に仕上がっている様子。投手陣を担当する佐野大輔副部長とともに、ストレッチを中心に柔軟性を養うトレーニングに励んでいました。鈴木翔と言えば、お餅で体重を増やしているということが話題になりましたが、2月に入ってからは、なんと、朝から雑煮に17個も入れて食べているという衝撃の事実が…。もともと食べても太りにく体質も、現在は食べた分に比例しながら徐々に体重が増えてきているそうです。
この日は、全体練習は9時開始ですが、投手陣のみ、1時間早い8時から集まり、じっくりと体を温めてから練習に入ります。このあたり、故障を未然に防ごうという、佐野副部長の心遣いを感じることができました。
ブルペンでの登板後、紅白戦でもマウンドに上がった鈴木翔。変化球中心の投球ですが、昨秋に比べ、肩甲骨のあたりがさらに柔らかくなっているような感じ。しなやかさが増している印象でした。果たしてひと冬越して、どんなボールを投げてくるのか。3月にはセンバツ大会に出場する強豪校との練習試合も組まれているそうなので、すごく楽しみです。
その鈴木翔と練習でコンビを組んでいるのが左腕の大石一樹。「県大会の準々決勝、準決勝を一人で任されるような力をつけさせたい」と、鈴木洋佑監督、佐野副部長が成長を期待している投手です。
体全体を使って投げ込まれるストレートは130キロ前半も、打者の手元でのキレが武器。変化球も新しい球種を習得し、レベルアップしています。実際、鈴木翔を見にきたスカウトが「あの左腕もいいね」といって帰るほど。聖隷クリストファーが甲子園出場を果たすには、この投手がカギを握ってくるのではないでしょうか。(編集部・栗山)
<写真上/『静岡高校野球2013』の取材に応えてくれた鈴木翔太>
<写真中/練習後にじっくりとストレッチを行う大石一樹(左)と鈴木翔(右)>
<写真下/新たな球種を覚え、投球の幅が広がりつつある大石>
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コメント
おつかれさまです。
いつも楽しみにブログを読んでます。
センバツ出場の強豪高ってどこなんでしょうか?
もし現在公表できないのなら
公表できる段階になったら日時と場所を教えていただけたら幸いです。
投稿: | 2013年2月15日 (金) 18時29分