春季西部地区大会が開幕しました!
今日から東部・中部に先駆けて、春季西部地区大会が始まりました。秋は県大会を逃した聖隷クリストファーや掛川西が早速登場。共に快勝し、2回戦に駒を進めました。編集部Hは浜松球場に行ったそうですが、「所用で東京に戻らないといけないのでメールでちょっと報告します」だそうで、懐かしの(?)形式でお届けします。
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浜松湖南 5-2 新居
浜北西 21-1 浜松大平台(5回コールド)
遠江総合 7-0 引佐(7回コールド)
第1試合は1点ずつ着実に加点した浜松湖南が新居に勝ちました。栗山さんが「絶対に見た方がいいよ」という熊川堅清(新3年)が先発しましたが、一年前と比べて体がしっかりして、小柄な印象がなくなっていました。チェンジアップが武器の右腕は、テンポも早ければ、フォームも速め。かぶせるように力強い腕の振りはストレートも変化球もあまり変わりません。昨秋、鈴木翔太(聖隷クリストファー)に投げ勝っただけありますね。ただ、今日は高い球もちょこちょこあり、絶好調ではなかったと思います。
浜北西が大勝した第2試合は浜北西の1番打者・児玉康平(新2年)がよかったです。なんと5打数5安打、全部の出塁で生還するラッキーボーイぶり。本塁打が出ればサイクルでしたが、ベンチから「サイクル狙え」と煽られても打ち急いだり大振りせずに、しっかり見極めて、突っ込まずに打てるのが好印象でした。
浜松大平台は昨秋県大会まであと一歩のところまでいったチーム。今年に入って冴えないのが気になります。秋に勝ったということは地力があるということ。夏までに立て直してほしいですね。
第3試合は遠江総合が相手のミスを見逃さず、コールド勝利。先発した原田瞬矢(新3年)は小柄ですが、低めに伸びのあるストレートを投げるんですよ。7回完封も立派ですが、毎回の9三振を奪いました。変化球も低め低めに決まっていて、きわどいところを狙って見逃し三振がとれるのがいいですね。
栗山さん注目の川波達希(新3年)も活躍しました。闘志が前面に出る選手ではありませんが、スイッチが入った時のプレーはやはり魅力。178センチの身長で、相手のミスを突く大胆な走塁に、軽いスイングから鋭い打球。足をしっかり上げる走り方がかっこいいので、いつも全力で走ってほしいのですが。センスは周囲も認める選手ですし、なぜかおいしいところを持っていく巡り合わせもある好素材。もっと欲を出してもいいと思います。
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Hさんありがとうございました! ちょっとメールしますと言いつつ、やけに長かったですね。
<写真上/スライダーのキレもよく、前でボールを放せる熊川堅清(浜松湖南)>
<写真下/小柄でも全身を使って投げ込む原田瞬矢(遠江総合)>
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