注・静岡関係なし! 左腕好き編集部Hが竹井大貴(茨城大)を見てきました
昨日、日立市長杯を観戦し、竹安レポートを送ってくれた編集部H。今日はオフと称して、茨城で大学野球を観戦しに行っていたそうですが、「静岡と関係ないんですけど、読者の多いところで紹介したい、いい左腕がいました」と言って、レポートを送ってくれたので、ご紹介します。
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小平倫敬(川根高出身)の進学先である茨城大のエース・竹井大貴(3年)が日大鶴ヶ丘で甲子園にも出場した投手で、昨秋は関甲新リーグの3部とはいえ、ノーヒットノーランを2度も達成したことを知って、ずっと気になっていました。さらに、今春行われた白鴎大(昨秋の関甲新1部優勝校)とのオープン戦で2失点完投し、勝利。これは見に行くしかないと、今日、会場の常磐大グランドまで行ってきました。
竹井は175センチと大柄ではありませんが、投げ下ろすフォームで腕の振りがよく、身長以上に球に角度を感じるタイプ。覚えたばかりで研究中だというカーブにも落差があり、自信を持つスライダーもキュッと変化します。今日はエラーが絡み、8回5失点で宇都宮大に負けてしまいましたが、12奪三振。ストレートに打者が振り遅れて、空振りが取れるんですよね。測ったことはないそうですが、130キロ後半じゃないかと言われているそう。この冬にかなり走り込みをして、球威が上がったとのこと。ストライクを取るのに困るような制球力ではありませんが、ワンランク上の投手になるためには、本人も制球を磨くことを意識しているようでした。投げていない時は4、5番を任されるという打撃もすごいらしいですよ。
この竹井、理学部物理学科という理系ながらも、最終的な目標はプロ。茨城大は監督もいないチームなので、社会人に入って指導者に見てもらいたいという願いを持っています。ただ、関甲新リーグ2部の国立大ということもあり、なかなか見てもらう機会もないのでは、と表情を曇らせていました。しかし、白鴎大とのオープン戦も、竹井が投げることを条件に組んでもらったそうで、関甲新では名前が売れつつあるよう。一浪して茨城大に入ったそうですが、そこから、指導者のいない大学でここまで力をつけたモチベーションの高さがすごい! 3年になって、授業にゆとりができ、さらに練習に励んでいるそう。ちなみに、板橋区出身ということで、板橋に長らく住んだ私には応援したい選手です。
ちなみに、小平は元気にボールボーイをしていました。ボールを拾って投げている時に、久々にあの腕の振りが見られて、ちょっと嬉しかったですね(笑)。竹井とは同じ左腕なので、色々と勉強できることがあると思います。こちらも頑張ってほしいです。
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Hさんありがとうございました。相変わらず、左腕に目がないんですね。県内の左腕探しも頑張ってください!
<写真/茨城大では投打に抜けた存在の竹井大貴>
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