東都大学リーグ2部で静岡勢が頑張ってます!
所用で東京にいたので、東都大学リーグの2部を観戦してきました。まず1試合目は国士館大vs日本大。国士館大の先発は岩崎優(4年・清水東出身)でした。県有数の進学校である清水東から野球を選んで、今秋のドラフト候補にまで登りつめた左腕です。昨秋までリリーフとして登板することが多かった岩崎ですが、今春は先発としてもリリーフとしても奮闘しています。
岩崎は体の開きを抑え、ギリギリまで腕を体に隠し、一気にリリースするタイプ。しかも下半身を大きく踏み出して、前に進んでくる印象なので、打者はかなり打ちづらそう。184センチと長身ですが、低いフォームなので、角度はそれほど感じないのですが、長身ゆえの腕の長さがバッチリ生きてます。
岩崎を見たのは1年半ぶりぐらいですが、球のキレも制球も全体的にレベルアップしていましたね。5回までを1安打1四球の無失点とほぼ完璧に抑えていたのですが、6回に捕まり4安打を浴びて3失点。しかし、立ち直って、7回、8回をきっちりゼロに抑えたのは安心しました。
![]() |
![]() |
日本大では、1年生の坂上泰斗(裾野シニア出身)が6番ライトで初のスタメン出場。残念ながら3打数無安打でしたが、今後がおおいに楽しみです。試合は、日本大が4-1で勝ちました。
2試合目は拓殖大vs立正大。立正大の板倉健人(3年・静岡高出身)は2番ショートで出場。3回に得点の足がかりとなるライト前安打を放ちました。板倉は足を速く見せることが上手いです。全力疾走や大胆なリードで常に相手に緊張感を持たせます。状況もよく見ていて、判断もいいですね。終盤、代打で近藤駿(2年・常葉学園菊川出身)も登場し、四球を選びました。ちなみに、試合は拓殖大が8-4で勝ちました。
スタンドで応援する部員たちの中には昨年静岡を湧かせた選手たちの姿も。秋以降はぜひその雄姿をグランドの中で見せてほしいですね!(編集部H)
<写真/上から岩崎優(国士舘大)、坂上泰斗(日本大)、板倉健人(立正大)>
| 固定リンク
「大学野球」カテゴリの記事
- 【大学野球】専修大・和田琉太が走者一掃のタイムリー&常葉大浜松・田中湊都が好投!(2025.04.16)
- 【静岡県知事杯】ヤマハが4連覇&プロ注目・林京平(日大国際)が好投!(2025.03.10)
- 駿河台大・戸田純太(静岡商出身)が挑む飛躍の2年目!(2025.02.21)
- 【大学野球オータムフレッシュリーグin静岡】加藤学園が法政大相手に善戦(2024.11.18)
- 「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が開幕しました!(2024.11.15)
「Hさん」カテゴリの記事
- 新春恒例「静岡高校野球編集部」座談会!<栗山×編集部H>(2018.01.20)
- 編集部Hが栗山に聞く! 2017年静岡野球界<大学・社会人編>(2017.01.03)
- 編集部Hが栗山に聞く! 2017年静岡野球界<高校生編>(2017.01.02)
- 静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・下(2015.02.13)
- 静岡を巣立つ球児たち2014~河守光王編・上(2015.01.16)
コメント