最後の夏に甲子園を目指す室内椋耶(富士学苑)
★6月29日 練習試合 掛川西グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
富士学苑 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
掛川西 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4× | 5 |
今日は編集部栗山の仲良し(?)の室内椋耶(富士学苑3年・富士リトルシニア出身)が練習試合で静岡に来るとのことで、栗山にお使いを頼まれ、掛川西vs富士学苑の練習試合を見てきました。ちなみに、先払いしてもらったお駄賃は、「富士学苑のエースはHさん好みの左腕です」という情報でした…。確かに行った甲斐は十分にありましたが。
室内は4番サードで出場。前が大きいスイングが目を引きましたが、1打席目、2打席目は三振。好調ではないのかな…と思ったところ、5回には1対1から勝ち越しのタイムリー二塁打、7回には2点タイムリー。4番の仕事を果しました。サードとしては、投手もこなしていた選手らしい、強い送球が魅力。また、プレーだけでなく、キャプテンとして、キビキビとした動きや、礼儀正しい立ち居振る舞いも好印象でした。
試合後に話を聞くと、「チームとしては、この試合でも最終回に逆転されてしまったように、勝ちきれないのが課題です。そこをどうにかまとめていけたら。個人的には上り調子ですが、今日の結果はたまたまです。秋にも春にも東海大甲府に負けていますが、春には、15安打を記録したんです。力に差はないと思うので、甲子園を目指して頑張っていきたいです!」と頼もしいコメント。富士山の向こう側にも今夏は注目したいところです。ちなみに、2試合目でも4番サードで出場した室内、2打席目で放った一塁側へのファウルが高いネットを越えてしまい、掛川西の父母会の方々が大慌てでダッシュする一幕も(道路ですからね…)。何事もなかったようで一安心でしたが、室内のパンチ力を印象付ける出来事でした。
掛川西では、やっぱり1年生4番打者の大本拓海が気になりました。色々なところから、「1年生とは思えない風格がある」「一人だけ大阪桐蔭みたい」「立ってるところを見ただけでコイツだ!ってわかる」なんていう噂を聞くので、楽しみにしていましたが、噂にたがわぬ雰囲気の持ち主。確かに一発でコイツだとわかりました(掛川西のレギュラークラスは大体知ってるからって消去法で見つけたわけじゃないです!)どっしりした下半身から鋭く振り切るスイングの迫力がすごいです。今夏、掛川西は一回戦から日大三島と対戦するなど、なかなか大変な山にいますが、大本がどれだけ結果を出してくれるか注目したいです。(編集部H)
★無類の野球小僧・室内椋耶(富士学苑)を訪ねて(2012年7月30日)
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2012/07/post-c201.html
<写真上/最後の夏に甲子園出場を目指す室内椋耶(富士学苑)>
<写真下/この振り切り方に圧倒される大本拓海(掛川西>
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