秋季中部地区大会2日目~清水庵原球場
甲子園では常葉学園菊川が初戦を勝利で飾り、まだまだ静岡の夏も続いています…が、県内では秋季大会が盛り上がっています。
駿河総合 7-6 藤枝明誠
常葉学園橘 13-0 川根(5回コールド)
第1試合は藤枝明誠が初回に4点を先制。3回、4回にも1点ずつ追加し、6点のリードを奪います。このまま藤枝明誠ペースでいくのかと思いきや、駿河総合は後半に詰め寄り、2点ビハインドで迎えた9回に3点を奪い、ついに勝ち越し。その裏を守り切り、6点差をひっくり返す逆転勝利を収めました。
駿河総合で目を引いたのが1番レフトの前橋仙一(2年)。この日は5打数3安打(二塁打2本)と当たっていました。しっかりフルスイングなのに、空振りが少ない好打者。173センチと大柄でありませんが、バットを振りきれるから逆方向にも打球が伸びます。土を足の裏でつかんでグイグイ進むような走塁にも惹かれました。昨秋、静岡市内大会で見た時には、打球の強さに魅力を感じたものの、試合ごとに少しムラがある印象でしたが、今秋は安定して結果を出してくれそうです。
打のヒーローにはその他にも9回に代打で登場し、勝ち越しタイムリー二塁打を放った黒田卓巳(1年)などがいましたが、投のヒーローは志村烈貴(1年)。3番ライトで出場し、6回からマウンドへ。8回、9回は満塁のピンチもありましたが、無失点で切り抜けました。度胸があるのか、やたら落ち着いていて、スクイズにも慌てず対処。バント処理も間違いがなく、フィールディングの良さもありますが、厳しい場面でも預けたくなる頼もしさがありました。
藤枝明誠は光岡孝新監督で挑む最初の公式戦でしたが、残念ながら敗戦。敗者復活戦に回ります。パンチ力抜群の5番レフト・山下岳史(1年)など、松井和輝や荘岳頴が引退しても、力のある打者がいるので、今後の戦いぶりが気になります。
第2試合は所用で試合序盤に球場を後にしたのですが、常葉学園橘の背番号1は結局誰が背負うんだろう…と思ったら、木村聡司(2年)。この秋から本格的に投手となるようですね。コンパクトなフォームからの球威ある直球や乗ってくるとテンポが早くなってくるところは健在。4番を打つバットにも期待したいですが、この秋は投手・木村に要注目です。(編集部H)
<写真上/前橋仙一(駿河総合)>
<写真下/木村聡司(常葉学園橘)>
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