練習試合 静岡高vs三ヶ日
★8月4日 練習試合 静岡高グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
三ケ日 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
静岡高 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 2 | 2 | × | 10 |
常葉学園菊川の優勝から数日した経っていませんが、すでに新チームの練習試合がスタートしています。早いもので、秋季地区大会が13日からスタート。現在、県内の各チームは急ピッチでチームを作っているようです。
そんな中、昨日は静岡高と三ヶ日の練習試合を見てきました。両チームとも、先発投手は1年生。静岡高の先発は松田翔真(177cm80kg、左投左打)、三ケ日は戸田陽己(173cm66kg、右投右打)。2人とも、『静岡高校野球2013』の「ようこそ静岡高校野球」というコーナーで紹介した選手だけに、投げ合いがすごく楽しみでした。
まず、静岡高の松田は浜松リトルシニア時代に比べ、体は一回り大きくなった印象を受けました。僕が、最後に松田を見たのは昨年の7月。おそらく、そこから中学卒業までの期間で相当なトレーニングを積んできたのではと想像がつきます。一目で逞しさが分かりました。
この日は3回を2失点。力むと高めに抜ける球もありましたが、腕がビュンビュンと振れて、本格派左腕の雰囲気を醸し出していました。
「専門家に調べてもらうと、彼は体のパーツパーツ、それぞれの筋肉は素晴らしいものを持っているようなんです。あとは、体が噛み合ってくるかどうかでしょう。来年の春を楽しみにして下さい」(栗林俊輔監督)。
ぜひ、来年はプロが注目するようなピッチャーになってもらいたいです。
一方、三ヶ日の戸田は今夏からベンチ入りを果たしています。こちらも、大石卓哉監督が将来が楽しみと期待する右腕です。体全体を使うフォームから、ストレートとブレーキのきいたカーブで勝負します。フォームといい、投球スタイルといい、どことなく往年の桑田真澄(元巨人他)を彷彿とさせました。
その三ヶ日で、もう一人紹介したい選手がいます。1番・センターで出場した太田康貴(160cm54kg、左投左打)です。小柄ですが、コマのようにくるっと回転して、シャープなスイング。この日は初回、3回、7回、すべてでセンター前に安打を放ちました。しかも、塁に出ると、俊足を生かし、必ずホームまで生還。この秋、また見たくなる韋駄天選手を見つけました。(編集部・栗山)
<写真上/本格派左腕の逸材として注目の1年生・松田翔真(静岡高)>
<写真下/名門相手でも臆することなく、自分の野球スタイルを貫いた太田康貴(三ヶ日)>
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