ピッチャーらしいピッチャーへ、期待の本格派中学生!
昨日、取り上げた桒原樹(常葉学園菊川)が中学時代に在籍したのが小笠浜岡リトルシニア。その小笠浜岡リトルシニアに今年もまた有望な中学生がいると聞きつけ、先月28日に開催された日刊スポーツ杯リトルシニア静岡県大会の準決勝を見てきました。
その名は古川竣(177cm60㎏、右投左打)。試合前の投球練習から、僕はフォームのバランスの良さ、流麗なヒジのしなりに圧倒されました。この日は惜しくも、浜松南リトルシニア打線につかまり、初回に4失点。さらに、4回にも1点を失い降板しました。フォームが素直すぎるせいか、相手打線にタイミング良く、スイングされているようでした。しかし、それも中学生なら大きな魅力。時折見せる、軽く投げるいるようで、指にかかったときのストレートに大器の片りんを感じました。
試合後、本人は「相手の鈴木嘉基君(浜松南リトルシニア)を意識していたのですが、今日は全体的に高めに浮いてしました」と悔しそうな顔を浮かべていました。それでも、将来については「水野匡貴さん(静岡高)や鈴木翔太(聖隷クリストファー)さんのような、ピッチャーらしいピッチャーを目指していきたいです」と目を輝かせていました。
実は春先に肩を故障し、本格的に投げ始めたのは夏前とのこと。それでも、これだけのポテンシャルの高さ。今のまま、体を少しずつ大きくしていけば、球速が上がってくるのは間違いないしょう。ただ、故障上がりだけに、無理だけはしないないに、ゆっくりと成長していってもらいたいです。(編集部・栗山)
<写真/県内だけでなく、県外の強豪高からも熱視線が注がれる古川竣(小笠浜岡リトルシニア)>
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