練習試合 常葉学園菊川vs掛川東
★8月11日 練習試合 常葉学園菊川グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
常葉菊川 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 |
掛川東 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 |
昨日は常葉学園菊川のグランドへ。現在、常葉学園菊川の甲子園メンバーは関西に行っていますので、残っているメンバーのみで、秋の大会に向けて、練習試合を重ねています。
この日の相手は掛川東。今夏は、2年生が多く試合に出場していただけに、秋の戦いぶりを楽しみにしているチームの一つです。
4対2と常葉学園菊川リードで迎えた6回途中。掛川東のマウンドに上がったのは今夏もエースナンバーを背負った太田光俊(168cm69㎏、右投右打)です。
ゆったりとしたテークバックに真上から投げ下ろして低めにズバッと決めてくるストレート。168cmという身長ですが、打者にとっては180センチくらいのピッチャーが投げているような角度を感じるのではないでしょうか。
さらに、この投手の特徴は気持ちが前面に出てくること。例えば、本塁と一塁ベースの中間に上がったポップフライ。この打球に対し、キャッチャーやファーストより早く、一目散に飛び出して捕りにいきます。気温35度を超す猛暑の中、「上がったフライは全部自分で捕ってやる」というぐらいの逞しい気構え。こういうピッチャーを見ていると、観戦しているこちらが元気を貰うことができます。
甲子園メンバーが不在とはいえ、6回途中から9回まで無失点に抑える快投。しかも、7回一死からは4者連続三振。終盤は相手を見下ろして投げているようでもありました。ただ、あまりにも、上体が強く、腕を振りすぎるので肩、ヒジの故障だけが心配。ケアだけは怠らないようにしてもらいたいですね。
その後、試合は9回裏に掛川東が2点を挙げて同点。太田の投球が流れを作ってといっても言い過ぎではないと思います。練習試合とはいえ、掛川東にとって、負けで終わるのと、同点で終わるのとでは大きな違い。ぜひ、この結果を今後の自信にして欲しいです。(編集部・栗山)
<写真/常葉学園菊川打線相手に持ち味を発揮した太田光俊(掛川東)>
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