岐阜大学リーグで活躍する静岡勢に注目!
先日は静岡を飛び出し、岐阜大学リーグを観戦してきました。このリーグは最近、僕が注目している大学リーグの一つ。強豪がひしめき、静岡からも多くの有望選手が進学しているからです。
この日、開催されたのは中津川公園夜明け前球場。両翼100メートル、中堅122メートルという大きさを誇り、周りには緑がいっぱいの美しい球場でした。
片道約2時間半の道のりを経て球場に着き、まずスコアボードを見て驚きました。岐阜聖徳大のスタメンにはなんと4人の浜松商出身者の名が連なっていました。1番レフト・外山颯馬(2年)、2番センター・柳龍一(3年)、7番セカンド・茂木和武(3年)、8番キャッチャー・高橋竜一(4年)です。さらに、浜名出身の大石凌輝(3年)が代打で出場しました。
その中で柳は9回、左中間を破る二塁打。高校時代から際立っていたシュアな打撃が健在で嬉しかったです。
続く第2試合では岐阜経済大の5番DHで静清出身の近藤祐太(3年)が出場しました。第1打席に外に逃げていくスライダーをレフト前に持っていく技ありの一打を見せると、第4打席には今度は力でライト前へタイムリー安打を放ちました。この日、2安打を放った近藤は打つだけなら上のレベルでも通用する柔らかさと力強さを兼ね備えています。
岐阜経済大では1年ながら島田樟誠出身の大友伸久もベンチ入り。春のリーグ戦では先発出場も果たしていただけに期待していましたが、この日は出場なし。ちなみに、翌日は6番セカンドで先発していました。
試合後、本人は「まだまだ高校時代に比べて体が動けていない部分があるので頑張っていきたいです」と話していました。まずは、完全にレギュラーを獲得し、全国大会で躍動する姿を早く見たいです。
この日、僕は初めて岐阜大学リーグを見たのですが、全体的にキビキビとした動きが目立ち、試合内容も引き締まっていました。ぜひ、1シーズンには1回、チェックしたいと思える魅力的なリーグでした!(編集部・栗山)
<写真/上から柳龍一(岐阜聖徳大)、近藤祐太、大友伸久(ともに岐阜経済大)>
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