静岡学生リーグ 東海大海洋学部vs常葉大浜松キャンパス
昨日、開幕した静岡学生野球の秋季リーグ。2日目となった今日の第3試合では、東海大海洋学部と常葉大浜松キャンパスが対戦しました。試合は6対1で常葉大浜松キャンパスが勝利。これで1勝1敗のタイとなりました。
常葉大浜松キャンパスは、昨日プロ6球団が視察にきたというエース・山下大輝(4年)が絶対的な存在です。今日はその山下の投球は見ることができなかったのですが、後に続く楽しみな2投手をチェックしてきました。
先発は2年生の岡田圭市。182センチの長身で、サイドの位置から腕が出てくる変則投手です。今日は6回まで東海大海洋打線に対し、3安打無失点の好投。低めへの力のあるストレートに加え、横に鋭く変化するスライダーがキレます。このスライダー、打者の手元でキュッと変化。緩い変化球とのコンビネーションは絶妙です。しかも、打者のタイミングが取りにくそうなフォームで腕も長く見えます。無駄な四球を減らしていけば、もっと勝てる投手になっていくと思います。
その岡田が7回にピンチを迎えたところで降板。代わりにマウンドに上がったのが1年生左腕の門前雄大。今夏の甲子園で準優勝した延岡学園(宮崎)の昨年のエースです。
門前は1死一三塁の場面でマウンドへ。まず、2者連続で三振に斬ってとると、8回は三者凡退に。9回に東海大海洋学部の代打・吉永祐太郎に二塁打を浴び、その後、1点を失いましたが、投げっぷりの良さをアピールしてくれました。バランスのいいフォームで、とにかく腕が振れます。追い込んでからの縦のスライダーは勝負球として大きな武器になりそうです。(編集部・栗山)
<写真上/変則右腕としてプロを目指して欲しい岡田圭一(常葉大浜松キャンパス)>
<写真下/後輩の活躍を励みに静岡で羽ばたく門前雄大(常葉大浜松キャンパス)>
★詳しい試合結果などは、東海地区大学野球連盟公式サイトをご覧下さい。最近、立ち上がったようですが、すごく充実していますよ!
http://tokaibbl.com/
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コメント
静岡学生リーグ秋季リーグが開幕し、高校野球も秋季県大会も間もなく組合せが決まり開催されます。レポートが楽しみです。
投稿: ブー父 | 2013年9月 3日 (火) 20時02分