練習試合 磐田東vs横浜高
★11月10日 練習試合 磐田東グランド
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 計 |
横浜高 | 1 | 1 | 4 | 0 | 6 |
磐田東 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
<4回雨天のためノーゲーム>
今日は、磐田東のグランドに名門・横浜高がやってきました。何といっても注目は、磐田東・齋藤誠哉VS横浜高打線。今年の横浜高は関東大会こそベスト8で敗退も浅間大基、高濱祐仁を擁する打線は全国最強クラス。プロ数球団のスカウトが見守る中、齋藤にとっては絶好の腕試しの場となりました。
初回から、いきなり横浜高打線が凄さを見せつけます。一死一塁から3番の浅間がセンターバックスクリーン直撃の三塁打。齋藤のストレートを一発で仕留める豪快な一打でした。
続く4番の高濱は第1打席こそ齋藤のストレートにつまってショートフライに終わるも、圧巻は3回の第2打席。打った瞬間にホームランと分かる打球を放つと、レフト後方にある駐車場も超える、度肝を抜かれる一発。僕も、これまでいろいろな高校生を見てきましたが、ここまで凄い打球は初めてかもしれません。
結局、齋藤は3回でマウンドを降り、被安打8で6失点。ただ、決してボール自体は悪くなかったと思います。4三振を奪い、齋藤独特の内外角低めに決まるストレートには、さすがの横浜高打線も手がでませんでした。プロのスカウトも「ここまで肩・ヒジの柔らかさを持った高校生はなかなかいない」と評価するほどでした。
実は足首の故障の影響で、ここ2週間ほど走り込みや投げ込みが思うようにできなかったという齋藤。そのせいか、もう一つ、ボールを前で離すことができていなかったように見えました。いいときには、柔らかい下半身が粘って前にグッとくるので、球速以上の伸びがあります。
今回の貴重な経験を、このオフに本人がどう生かしてくれるのか。
右ヒジの故障から復帰間近のMAX143キロ右腕・鈴木博志と、いいライバル関係を築き、ぜひプロを狙って欲しいと思います。
ちなみに、この日、磐田東の打線では、7番・佐藤隆太郎がセンターへの本塁打、9番・古瀬遼が2安打と活躍を見せてくれました。(編集部・栗山)
<写真/強い雨の中、横浜高打線相手に投げ込む齋藤誠哉(磐田東)>
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