フレンドリーカップ 伊豆市シニアvs八千代中央シニア
1月11日から「伊豆市リトルシニアフレンドリーカップ2014」が開催され、13日までの3日間、熱戦が繰り広げられました。
今年は、長野南、長野東、河口湖(山梨)、稲城(東京)、狭山(埼玉) 、瑞穂(東京) 、東京武蔵野、八千代中央(千葉)、 伊豆市の計9チームが参加。毎年、こんな時期から試合を見ることができ、しかもレベルが高い。僕が楽しみにしている大会の一つです。
今回注目したのは、伊豆市シニアと八千代中央シニアの一戦です。八千代中央シニアは昨春、全国選抜野球大会を制した関東地区きっての強豪チーム。伊豆シニアがどんな戦いぶりを見せるのか注目しました。
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
伊豆市 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
八千代中央 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 4 |
伊豆市シニアの先発・宮崎航大は初回に2点を失うも、その後は走者を出しながらも粘りの投球を展開します。すると6回、伊豆市シニアは二死一塁から、大川琢海がライトオーバーの二塁打で1点を返します。スイングが強く、右方向への長打が武器の大川。ボールを待つ「間」がしっかりできるだけに今後が楽しみです。
結局、試合はその裏に八千代中央シニアが2ラン本塁打を放ち、4対1で勝利を収めました。
4失点も、堂々と最後まで投げ抜いた宮崎。試合後、土屋栄治監督から1年生と聞いてビックリ。まだまだ身長が伸びる要素がたっぷりだとか。現段階で素直なフォームが見についているだけに、体の成長とともに、球威もグッと上がってきて、角度のあるボールも投げることができそうです。
実はこの日の午前中、伊豆市シニアは稲城シニアとも対戦しました。その試合でも伊豆市シニアは1年生投手・土屋幸太郎が好投を見せました。しかも、左腕。たまたま観戦していた左腕フェチの編集部Hは相当気になったようです。「肩周りが柔らかそうで、きれいに腕が振れる。ボールの威力はまだまだですが、1年生で173センチぐらい、細身ってノビシロだらけじゃないですか。反応がいい打撃からもポテンシャルを感じました。今後も見守りたい楽しみな投手です。でもこの日、一番インパクトがあった左腕は稲城シニアの西田。背も高いし、いいストレート投げてました。東京の野球を盛り上げてほしいですね~(H)」(編集部・栗山)
<写真/上から宮崎航大、大川琢海、土屋幸太郎(伊豆市シニア)>
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