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2014年2月23日 (日)

静岡蒲原シニアに現れた今年の怪物候補!

★2月23日 2014年リトルシニア南関東支部春季大会 静岡蒲原シニアグランド 

 チーム
伊豆市 0 0 0 1 0 0 1 2
静岡蒲原 2 0 1 2 0 1 × 6

02231_2  昨年が水口なら今年は遠藤か。リトルシニア南関東支部春季大会の初戦で、注目の静岡蒲原シニア・遠藤聖生が第1打席で度肝を抜く一発を左中間に放り込みました。

  静岡蒲原シニアは初回、二死2塁のチャンスを作り、打席に4番レフトの遠藤を迎えます。内角気味のストレートをとらえると、ボールはグングンと伸びていきます。決して快心のあたりではなく、やや詰まり気味。それでも、ホームランになってしまうパワーに恐れ入りました。

 185cm86kgの堂々とした体格と風格。聞けば、すでに中学通算で23本塁打を放っているとか。ツボに来たときの強さは中学生とは思えない強烈なインパクトがあります。ただ、続く第2打席は、伊豆市シニア・大川琢海の徹底した内角攻めに合い、サードゴロ。第3打席はショートゴロに終わり、この日は3打数1安打2打点という結果でした。「今年は全国大会で活躍したい」という遠藤。まだまだ守備への不安などモロさもありますが、昨年の水口弥(伊豆市シニア)に匹敵する大器であることは間違いないでしょう。

02232 遠藤の前、3番を打つキャッチャーの服部恵汰も注目株。第1打席で軸のブレがない、きれいなスイングでレフト前へ強烈な打球を放つと、第2打席でもセンター前へ。先日、某テレビ番組で、遠藤を「静岡蒲原シニアの阿部慎之助(巨人)」と紹介されたようですが、タイプ的には服部の方が近いのではないでしょうか。さらに、1番を打つ俊足好打の山本斉也、守備範囲の広いセカンドの井上直毅など今年もタレントが揃っている印象の静岡蒲原シニア。春の全国選抜野球大会への出場を逃していますが、夏にはどんなチームになるのか楽しみにしたいと思います。(編集部・栗山)
 

<写真上/中学通算23本塁打の長打力が魅力の遠藤聖生(静岡蒲原シニア>
<写真下/打席センスに目を見張るものがある服部恵汰(静岡蒲原シニア>

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