朝日大・菊江龍を見てきました!
近年、岐阜学生リーグには静岡関連選手が増加中! これまでも、このブログで紹介(岐阜大学リーグで活躍する静岡勢に注目!、静清出身、田島(岐阜経済大)が活躍中!)してきましたが、リーグで強豪として知られる朝日大にも下田南伊豆分校出身の新4年・菊江龍(きくえ・とうる)を始め、新2年には常葉菊川で主将を務めていた栗田都弘らがいます。今年も甲子園出場の名手・大西優輝(常葉菊川出身)や、長身サイドスロー・松下周平(富士宮西出身)ら県内の有名選手が続々入学! ということで、11日に岐阜・朝日大グランドで行われた朝日大vs名古屋大のオープン戦を観戦してきました。
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試合は朝日大リードで進み、7回に代走で栗田が登場。どんどん次の塁を狙う常葉菊川らしいプレーは健在! 小柄ですが、元気とスピード感が目立つ選手なので、今年はレギュラーを目指して頑張ってほしいです。
そして、8回には菊江がマウンドへ。下田南伊豆分校時代には内野手兼投手の全く無名のプレーヤーでした。朝日大入学後、本格的に投手転向してから頭角を現し、現在は右サイドから最速146キロを記録するまでに。私も菊江の投球を見るのは初めてだったので、非常に楽しみにしていました。身長は172センチとそう高くありませんが、下半身が太くがっちり。どんな投手なのかと思いきや…投球練習から「おおっ!」とつい声が。足を高く上げて、そこからぐいっと腕が振れてくる豪快な変則サイドハンド。言葉では説明しづらいのですが、マウンドで大きく見える、とてもインパクトがある投手です。
この日は8回、9回の2イニングを1安打無失点。朝日大の林卓史監督によると、「今日はそんなにいい方じゃない」とのことでしたが、どんどん投げ込んでくる力強いストレートは魅力いっぱい。秋田出身で下田南伊豆分校→朝日大という異色の経歴の持ち主ですが、「伊豆は第二の故郷」とのことで、長期オフには伊豆に「里帰り」する菊江。大学ラストイヤー、注目していきたい選手です。
ちなみに、対戦相手・名古屋大の先発は七原優介でした。エースで4番を務めるドラフト候補…というだけでなく、試合前にはノッカーを務め、ベンチからはサインも出す名古屋大の大黒柱です。150キロ近い速球や、鋭いスイングからのパワフルな打撃には惚れ惚れしましたね。今年はこの七原を始め、京都大の田中英祐、東京大から独立リーグに進んだ井坂肇、茨城大の竹井大貴ら国公立大関係の注目投手が多いのですが、静岡大にもぜひ頑張ってもらいたいところです!(編集部H)
<写真/菊江龍(朝日大)>
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