鈴木翔太(中日)がファーム初登板!
本日、聖隷クリストファー出身の鈴木翔太(中日)が2軍戦で初登板を果たしました。
鈴木翔がプルペンに入ったのは5回でした。投げようとした瞬間、ファンがネット越しにカメラを持って一挙に集結。「ドラフト1位ってどんなピッチャーだろう」という期待の高さが伺えたシーンでした。さらに、数球投げ始めると、鈴木翔をはじめて見たと思われるファンから「いいフォームしとるな~」「美しすぎる!」といった声が聞こえてきました。
僕も三塁側の最前列に座り、鈴木翔の投球を間近で見ました。あらためて、しなやかなフォームに惚れぼれしたと同時に、高校時代の1番いいときに戻っているなと感じました。軸のブレが全くといっていいほど無く、バランスがいい。下半身が柔らかくなったせいかリリースでの重心が少し低くなったような感じで、ボールを離す瞬間の爆発力は高校時代よりも増していると思いました。
出番は3対3で迎えた8回でした。観衆の拍手を背にマウンドに上がると、最初のライネル・ロサリオに対してこの日最速の138キロをマーク。ロサリオにレフト前安打を許すも、捕手の杉山翔大が盗塁を刺し、鈴木翔をフォローしてくれます。続く、會澤翼はショート内野安打、美間優槻はセンターフライ、二死一塁となった場面で、代打として栗原健太が登場します。カウント2-2からの5球目でした。甘く入った変化球を栗原が芯でとらえると、打球はレフトスタンドへ。大きな2ラン本塁打となりました。
ただ、次の安部友裕はファーストゴロに。鈴木翔はきっちりと一塁ベースカバーに入り、この日の投球を終えました。
結局、この日は打者5人に対し、被安打3、失点2という内容でした。やはり、まだまだ球が軽いせいか、5人とも、打球が速かったです。特に、栗原の一撃は少しでも甘く入れば簡単に持っていかれる、プロの凄さを感じました。
高校時代も、打たれた悔しさを糧に努力してきた鈴木翔。きっと今日の初登板も大きな財産にしてくれるはず。今の流麗なフォームのままパワーアップした2年後、3年後が本当に楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/ファーム初登板を飾った鈴木翔(中日)>
<写真中/登板時のスコアボード>
<写真下/試合後、富士宮西出身の佐藤秀樹投手コーチからアドバイスを受ける>
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