東海地区大学連盟のチャンピオンシップトーナメントが開幕!&栗田都弘に話を聞いてきました
昨日21日から東海地区大学連盟のチャンピオンシップトーナメントが始まりました。東海地区大学連盟に所属する静岡学生リーグ、岐阜学生リーグ、三重学生リーグの3リーグが合同で、さらに部員数が多い大学はA・Bに分かれて出場します。なので、合計28チームで東海地区大学連盟のチャンピオンを争うという一大イベント! 控え選手の出場機会を増やすという側面もあるので、普段のリーグ戦とは違う面子での試合が見られるのも魅力です。
昨日、私は松前球場に行ってきました。結果は朝日大A3-2東海大海洋学部A(9回サヨナラ)、岐阜大3-1静岡産業大Aということで、静岡のチームはどちらも岐阜にやられてしまいました…。サヨナラ勝ちを収めた朝日大Aですが、2-2で迎えた9回に四球で出塁して、サヨナラのホームを踏んだのは2年生の栗田都弘。常葉菊川の主将だった栗田です。静岡学生リーグのチームを応援したいところですが、このリーグはそこら中に静岡関連選手がいるので、その選手たちにも頑張ってほしいというところが悩ましい部分ですね。ということで、今回は栗田に話を聞いてきました。
―― 3番センターでスタメン出場しましたが、今日の試合はどうでしたか?
最初はチャンスで一本が出なかったのですが、気持ちを切らさずにできたことが9回に、四球を選べたことにつながったと思います。周りが色々声もかけてくれましたし、みんなのおかげですね。
―― 新人戦でもMVPを取る活躍をしたそうですね。
それも最初の方の試合ではあまり結果が出なくて。最後に打てたことが、そういう賞もいただけることにつながったというか。それもやっぱり周りのおかげだと思います。
―― 今年は稲垣吉紳、大西優輝と常葉菊川の後輩たちも入ってきましたね。
それぞれ個性的な選手なので(笑)。でも2人とも力はあるし、大西は春にレギュラーを取りました。大西は大学から二塁を守り始めて、できる限り二塁でノックを受けるようにしたり、努力をしてリーグ戦の最後の方ではいいプレーも出るようになってきました。僕も大西に負けていられないなと思っています。
―― 秋はやっぱりレギュラー奪取が目標ですか?
はい。センターか、ライトか。レギュラーになって、チームの勝利に貢献することが目標です。
―― もうすぐ高校野球の夏の大会も開幕します。今年の常葉菊川はどうでしょう。
秋と春にはあまり結果が出ませんでしたが、桒原樹や前川直哉を始め、力のある選手は揃っています。この時期にあと一頑張りして、森下知幸監督を信じてついていけば、一つ上の代以上の結果も出せると思います。頑張ってほしいですね。
常葉菊川時代と変わらず、外野から声を張り上げる栗田。たまにクスッと笑いたくなる内容が混じるのも高校時代と変わりませんでした。秋はレギュラーとして、大西と朝日大のセンターラインを固めてほしいところです。
ちなみに、東海大海洋学部も朝日大も公式戦ユニフォームではないので、グランドにいる選手たちを見た時に一瞬、どこのチームの試合を見に来たのかわからなくなりました。東海大海洋学部で印象に残ったのは、先発して5回1失点に抑えた今村亮(2年・市立沼津出)。あまり好調ではないように見えましたが、腕は振れていました。三振を取れるのが魅力なので、低めに集まるようになればリーグ戦でも活躍できるかと思います。兄を見ると見たくなるのが弟・拓(日大国際関係学部1年)。あのスライダーを見に、近々そちらにも行きたいところです。(編集部H)
★東海地区大学野球連盟公式HP
http://tokaibbl.com/
チャンピオンシップトーナメントの組み合わせ、結果はこちらからどうぞ!
<写真・上>栗田都弘(朝日大)
<写真・下>今村亮(東海大海洋学部)
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