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2014年8月19日 (火)

秋季西部地区大会4日目(8月17日)~掛川球場レポート+磐田球場プチ情報

<掛川球場>
浜松商 11-1 浜名
浜松日体 6-0 浜松湖東

08172_2 第2試合は浜松商と浜名が激突。敗者復活1回戦で対戦するには、もったいない注目カードとなりました。

 試合は浜松商が初回、4安打で3点を先制。6回、7回にも2点を追加し、試合を決めました。投げては1年生右腕の大橋建斗(177cm74kg、右投右打)が重いストレートを武器に8回を1失点に抑え、敗者復活2回戦進出を決めました。

 この試合、5番センターで出場した伊奈堂(166cm62kg、右投左打)が存在感を遺憾なく発揮してくれました。まず初回、左中間を破る二塁打を放つと、第3打席はレフトオーバーの三塁打。そして迎えた第5打席、満塁の場面で打席が周ってきます。鋭いスイングから放たれた打球はライトスタンドに向かって一直線。この日、チーム11点目となる満塁本塁打を放ちました。
08171_3 すでに、西部地区では好打者として相手チームも警戒する存在。その中で、あとシングルヒットでサイクルヒット達成という大活躍。やはりただものではありませんね。さらに、この日放った3安打以上に、伊奈の凄さを見たのは7回の第4打席の場面です。珍しくサードへ平凡なゴロを放つと、これを相手の三塁手が失策。これは、50メートル6秒0という伊奈の俊足が生み出したもの。足で相手にプレッシャーをかけることができる選手はなかなかいません。

 また、守っても2回に右中間への難しい打球をスライディングキャッチで味方のピンチを救い、9回2死からはゲームを締めくくるダイビングキャッチ。まさに、「伊奈デー」となった試合でした。試合後、「この秋の目標は?」の問いに対し、「まずは県大会に出場すること。出場が決まってから次の目標を考えたいと思います」という伊奈。少しずつステップを重ね、ぜひ大舞台に立ってもらいたい選手です!

 一方の浜名は大差こそつきましたが、この日2安打を放った強打の捕手・山本啓太(176cm70kg、右投右打)を中心に決して力では劣っていない印象。この秋は故障の影響で登板のなかった注目左腕・水谷勇貴(172cm65㎏、左投左打)の復帰を待ちたいです。(編集部・栗山)

<写真上/伊奈堂(浜松商)>
<写真下/満塁本塁打を放った伊奈堂はチームメイトの祝福を受ける>

<磐田球場>
遠江総合 4-2 気賀
横須賀 10-4 磐田西
掛川東 11-1 引佐(6回コールド)

Dsc_0496 この日、目が離せなかったのは横須賀の1番ショート・鳥山和輝(2年・165cm68kg、右投右打)。第1打席から左中間に二塁打を放つと、第2打席では内野安打。第3打席で今度はレフトオーバーの二塁打を放つと、レフト前安打、内野安打と5打数5安打の大爆発。しかし、鳥山の魅力を感じたのは、二塁打2本よりもむしろ内野安打2本でした。最初は1死三塁の場面でのスクイズだったのですが、投手の横をすり抜けセカンド内野安打に。8回には1死一塁からやはり送りバントと思いきや、打球の勢いをしっかり殺し、狙い通りのセーフティー。簡単にアウトをやらない姿勢と、送りバントならいつでも決めてくれそうな器用さがいいですね。
 1年夏から出場を続ける選手ですが、今夏までは捕手もこなしていました。後藤黛のボールを受けたり、大きな経験をして、今秋からは本来のショートへ。なので、守備はこれから練度を上げてくれるはず!(編集部H)

<写真/鳥山和輝(横須賀)>

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コメント

球場、間違えていますよ。

投稿: 名無し | 2014年8月20日 (水) 11時58分

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