秋季中部地区大会2日目(8月14日)~焼津球場レポート
中部大会2日目は清水庵原、草薙が中断の末に順延、焼津は予定通り2試合を消化したものの、中断もあり、2試合とも雨が降ったり止んだりしていました。
<焼津球場>
東海大翔洋 10ー2 藤枝東
静岡東 16ー8 藤枝西
1試合目は2ー2で迎えた7回に東海大翔洋が鈴木雄大(1年)のタイムリー二塁打で1点を勝ち越すと、8回には東海大翔洋打線が爆発。打者13人8安打の猛攻で7点をあげ試合を決めました。
東海大翔洋で気になった選手は4番ファーストの山本雄大(1年)。ガッチリ体型でちょっと外れた球でも強引に打って力強い打球を飛ばします。今日は天候の影響で、観戦者としてもじっくり見られなかったので、東海大翔洋はまた違う機会に腰を据えて見たいです。
東海大翔洋を相手に、6回までは互角に戦っていた藤枝東。青島中時代に静岡県選抜に選ばれた宮下直己(1年・178cm61kg、右投右打)や主将だった富岡奨太郎(1年・169cm61kg、左投左打)が入学したのは、5月の練習試合で知りましたが、その他にも面白そうな1年生が入学していたんです。この日目を引いたのは、6番ショートの大塚大和(1年・170cm55kg、右投左打)。動きが良く、三遊間の打球を横っ飛びで取ってからすぐに体勢を立て直し一塁へストライク送球。これはセーフでしたが、今後体ができてくればアウトにできる場面が増えてきそうです。打撃ではしっかり振り切って鋭い打球を放ちます。サッカーの盛んな地域で、進学校に好選手が集ってくれたことが嬉しいですね。注視していきたいチームです。
2試合目は静岡東が初回に8点を奪取。2回には3点を加え、11-0に。このままいくのかと思いきや、藤枝西も粘り、16-8というスコアになりました。
静岡東では4番ファーストの見城秀夫(2年・184cm76kg、右投右打)が印象に残りました。体格もいいんですが、打球音がいいんですよね。走り方もなかなかきれいでした。となると、静岡大の主力だった静岡東OB・稲葉瞬のような長打とスピードを兼ね備えた選手になってほしいのですが…。
藤枝西はみんなバントが上手く、いやらしいところに転がしていたのですが、たまたま? それとも力を入れていたり、特別な練習をしているのでしょうか? 知っている方がいたら教えて下さい。自分で聞いてこいって話ですけど。(編集部H)
<写真/大塚大和(藤枝東)>
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