シニアリーグ「クラストカップ」が開幕しました!
クラストカップ争奪第15回リトルシニア南関東支部野球大会が開幕しました。この大会は神奈川県と静岡県で開催。各県の優勝チームが、クラストカップをかけて、決勝戦を行います。決勝戦はテレビ中継(静岡朝日テレビにて11月22日10時~放送予定)もあるだけに、選手たちの力が自然と入る大会。ただ、県勢は過去7年、神奈川代表チームに敗退。今年こそ、その厚い壁を破るチームの出現を待ちたいです!
昨日は、富士シニアグランドで2試合を見てきました。結果は以下のようになりました。
小笠浜岡シニア 5-4 富士シニア(7回サヨナラ)
伊豆市シニア 7-0 富士宮シニア(5回コールド)
第1試合は、富士シニアの1点リードで迎えた7回裏、小笠浜岡シニアは相手のミスで同点に追いつくと、3番・今口颯真がライトスタンドへの豪快な本塁打でサヨナラ勝ちを飾りました。
今口は第1打席に差し込まれながらもセンター前にもっていくと、第2打席はライト前へのクリーンヒット。ミート力とパワーを兼ね備えた好打者です。もう一人、小笠浜岡シニアで惹かれたのは「1番キャッチャー」の奈良間大己。もともと内野手のようですが、チーム事情から捕手へ。とにかく元気がよく、野球センスの良さが魅力的。柔らかいバッティングフォームと体にバネを感じるランニング姿に「もう一度見たい」と思わせる何かを持っている選手です。今秋は兄・将甫も常葉菊川の外野手として県ベスト4進出に貢献。兄の背中を追って、大きく育ってほしいです。
富士シニアは先発の駒谷一郎が最後まで投げ切りましたが、あと一歩及ばず。この悔しさをバネに来夏は全国を目指してほしいです。
第2試合は、伊豆市シニアがコールド勝ち。昨年から注目している本格派左腕・土屋幸太郎が5回を3安打無失点に抑えました。夏場に足首を捻挫し、まだ本調子ではないそうですが、それでも角度とキレが違います。3回には一死から四球を出しましたが、次打者のピッチャー前の送りバントを素早く処理して二塁へ送球。1-6-3のダブルプレーを完成させました。中学生のこの時期にこれだけのフィールディング力。体のバランス感覚の良さが伺えたシーンでした。
一方の富士宮シニアはこの日のスタメンに1年生が3人。そのほかにも、故障で出場していませんでしたが、楽しみな1年生がいるとのこと。今後に期待です!(編集部・栗山)
<写真上/サヨナラ本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する今口颯真(小笠浜岡シニア)>
<写真下/エースとして風格が増してきた土屋幸太郎(伊豆市シニア)>
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