静岡大学リーグで見つけた2人の注目2年生!
昨日は雨で一日遅れで開幕した静岡学生野球の秋季リーグ戦へ。開会式から3試合目の最後まで、松前球場で一日大学野球を満喫しました。
日大国際関係学部 4-1 静岡大
常葉大浜松 4-0 常葉大富士
静岡産業大 4-1 東海大海洋学部
第3試合では、東海大海洋学部と静岡産業大が対戦。両チームの2年生投手の好投が光りました。
静岡産業大の3点リードで迎えた4回、東海大海洋学部は先発の保坂卓未(162cm62㎏、右投右打)に代わり、今村亮(178cm68㎏、右投右打)がマウンドに上がります。大学入学後、初めて見ることができたのですが、市立沼津時代よりもストレートの球威が格段にアップしている印象を受けました。一旦、上体が上を向く変則なフォームから、左打者の内角に狙ってコントロールできる制球力に、鋭くタテに落ちる変化球を操り、6イニングを被安打2、失点0に。特に、5回は先頭打者に二塁打を浴びながらも、3番からのクリーンナップを二塁ゴロ、三塁ゴロ、三塁ゴロと力でねじ伏せた投球は痺れました。
手塚慎太郎監督によると、ここ数週間、状態が良く、第2戦の先発に考えていたとのこと。ところが、翌日から海洋実習が入っている関係で、第1戦のリリーフ登板になったそうです。
実習から戻ってきたら今日の投球を自信にし、次は完投勝利を目指してほしいです。 静岡産業大では先発の渡邊竜生(175cm69㎏、左投左打)が7イニングを5安打無失点の好投を見せます。その間で、僕はブルペンの様子がすごく気になっていました。バランスのいいフォームから、腕がぶっ飛びそうなくらい振っている右腕が投げていたからです。その投手がいよいよ8回からマウンドへ。アナウンスでは「直井」とコールされました。パンフレットを調べると瀬戸高出身の2年生。正直、全く知らない投手でした。
腕が体に巻き付きながら投げる力強いフォームの直井大将(176cm69㎏、右投右打)。躍動感もたっぷり。ストレートは目測で140キロを超えていると思います。さらに、同じ腕の振りからのチェンジップも有効的。2イニングを無失点に抑えました。
3試合目の最後の最後で、もう一度見たい怪腕を一人見つけることができました。(編集部・栗山)
<写真上/今村亮(東海大海洋学部)>
<写真下/直井大将(静岡産業大)>
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