松前のダルビッシュ、杉山賢佑(東海大翔洋)に注目!
日曜日は裾野球場で第1試合を観戦していましたが、試合途中、雨でノーゲームとなったため、急遽、草薙球場に向かいました。
球場に着くと、中部大会決勝戦、東海大翔洋対静岡の3回表でした。マウンドに立っていたのは、注目の杉山賢佑(192cm74㎏、右投右打)。1年夏にベンチ入りし、準決勝の常葉菊川戦で登板した長身右腕です。その投球を僕はテレビで見たのですが、バランスのいいフォームと柔らかい腕の振りに高い将来性を感じ、2年後はドラフト候補に挙がる逸材だと思っていました。ところが、その後1年間、杉山の名前を聞くことがありませんでした。1学年上に中村駿之介、大津一輝といった好投手が揃っていたこともありますが、本人も腰の疲労骨折などで万全ではなかったようです。
ようやく、今秋の中部大会準決勝の藤枝明誠戦で復帰。この日が、2試合目の登板となりました。
初めて生で見る杉山は、一言でいうと、スケールの大きなピッチャーです。マウンドに立ってときの雰囲気は惚れ惚れします。
この日は草薙球場のスピードガンで142キロをマーク。常時、130キロ台後半で攻めていきます。それでも、静岡高の強力打線に捉えられます。特に4回には内山竣にライトスタンド一直線の弾丸本塁打を浴びるなど6失点。静岡高の鋭い打球がこれでもかと次々と外野に飛んでいきます。しかし、弓桁義雄監督は、杉山を代えません。結局、その後、5回にも1点を失い、0対10でコールド負け。試合後、弓桁監督は今日の杉山についてこうコメントしてくれました。
「今日の目標は最後まで投げ切ることと140キロ以上をマークすること。その2つがクリアできただけで満足ですよ。仮に9回までいったとしても、最後まで杉山を投げさせるつもりでした。それだけ彼には期待しているんです」
1年夏に大会の雰囲気を味わい、その後、1年間は体を大きくし(実際に体重が6キロアップ!)、2年秋から本格的に登板。故障もありましたが、弓桁監督が入学時に描いたビジョン通りの成長曲線を描いているようです。
投げれば投げるほど、スピードがアップし、フォームも安定しそうな伸びしろが大きな魅力。ついに県大会で眠っていた大器が目覚めるのか。秋の時点で、これだけ大型でフォームがきれいで、140キロ台をマークするピッチャーなんて、そうそう現れるものではありません。今後も追いかけていきます!(編集部・栗山)
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