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2014年10月 9日 (木)

東海大翔洋のブルペンでたまげました!

 昨日は静岡大学リーグを見た後、東海大翔洋のグランドへ。東海大翔洋では打撃に関しての取材をしたのですが、途中、弓桁義雄監督から「ピッチャーがブルペンで投げるよ」ということで、エース・勝又奨、192センチの大型右腕・杉山賢佑の投球を間近で見ることができました。

 10081_3まず、今秋、抜群の安定感で中部大会準優勝に導いた勝又。県大会初戦では常葉菊川と対戦し、延長10回の末、敗退しましたが、9回まで無失点の見事な投球を見せてくれました。
 僕はその勝又の投球を実際に右バッターバックス近くに立たせてもらい、体感させてもらいました。インステップ気味に投げる投手なので、始動からリリースの間、僕の体に向かってくるような怖さがあるのが特徴。正直、一瞬、「ウっ」となりました。さらに持ち味は制球力の良さ。スリークオーターの角度から、低めいっぱいのコーナーにピタピタと。しかもベース上で伸びる球筋なので、打者泣かせの投手です。

10082 そして、その横で投げていたのが先日のブログで「松前のダルビッシュ」と紹介した杉山です。その記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2014/09/post-b058.html「あの静高戦より、もっと良くなっているから」と、事前に弓桁監督から聞いていたのでワクワクしました。しかし、実際は、そんな僕のワクワク感を上回る、凄い投球を見ることができました。
 軽く投げただけで、ハンパではない腕の柔らかさとしなり。テークバックから体に腕が巻きつきながら、まるで大きな白鳥がブワーと羽ばたくようなリリースを迎えます。近くで見ると、マンガのように、ボールが徐々に大きく見えてくるのにも驚きました。
 ボール自体はまだまだバラツキが大きく、高めに抜けることもありますが、そういう次元ではないものが彼にはあると思います。
 このひと冬をどんなふうに過ごすのか。本人は2つの課題に自らに課しているようです。「体重を10キロ増やすこと」「フォームを安定させること」。特にフォームは、テークバックでの腕の使い方に悩んでいるらしく、毎日が試行錯誤の連続だとか。

10083_2 そんな杉山に対し、弓桁監督は「自分の体全てが道具だと思って、指先まで力を伝えるように」と伝えていたのが印象的でした。
「やっぱり、持っているものは凄いですから。今は145キロくらい出ていると思います。スピードだけが全てではありませんが、高校で150キロは出してほしいですね。どんなピッチャーになるのか、私も想像できない。それくらのスケールがあります。何とか、彼のスイッチを押してあげることができればと考えています」

 順調にいけば、来春は小澤怜史(日大三島)とともにプロ注目の的となるのは間違いなし。これまで、僕が見てきたアマチュア選手では岸孝之(西武)の東北学院時代、大谷翔平(北海道日本ハム)の花巻東1年時に見たときに近いインパクトを受けた杉山のブルペンでの投球でした。(編集部・栗山)

<写真上/勝又奨(東海大翔洋)>
<写真中/杉山賢佑(東海大翔洋)>
<写真下/ブルペンで投げる勝又、杉山、1年生サウスポーの山本)>

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