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2014年11月17日 (月)

静岡市内大会は清水東が初優勝!

<第11回静岡市高等学校野球大会>
★決勝戦 清水東2-0常葉橘
★3位決定戦 静岡商7-0科学技術(7回コールド)

 第11回静岡市高等学校野球大会決勝戦は清水東が常葉橘を下し、初優勝を飾りました。
 11161清水東は初回、先頭の櫻井厘太朗(165cm58㎏、右投左打)が三塁打を放ち、二死後、4番・佐藤大揮(170cm70kg、右投左打)のライト前タイムリーで1点を先制。さらに4回にも1点を追加します。投げては、1年生エースの杉山達哉(176cm73kg、右投右打)がストレートでグイグイと押す気持ちのいい投球で常葉橘打線を封じます。特に右打者の外角いっぱいに決まるストレートに迫力があり、許した安打は4本のみ。見事な完封で優勝に貢献しました。
 投打にバランスが良く、チーム全体がまとまっている印象を受けた清水東。来春は、県上位に食い込んでくる力は十分にあると感じました。

11162 一方、敗れた常葉橘は制球に苦しんだ小野寺拓海(182cm78kg、右投右打)のあとを受け、7回から登板した1年生・谷脇亮介(177cm65kg、右投右打)に惹かれました。腕の振りが鋭さが際立ち、しなやかに大きく使えるのが特徴。体が出来上がってくれば、球速がグングンと上がっていきそうなタイプです。

 3位決定戦では、静岡商が科学技術を8回コールド、7対0で下しました。静岡商は左腕の落合駿太(183cm86㎏、左投左打)が8回を無失点の好投を見せました。実は、この投手、初めて見たのですが、かなり楽しみです。
 11163というのも、180センチを超える身長に加え、真上から投げ込めるので、すごく角度がつけられる投手。この持って生まれた角度は落合の財産です。初対戦の相手だと苦労するはず。力強いストレートと同じ腕の振りからのタテのスライダーも面白いですね。
 静岡商は、今週末からのSリーグにも参加。鈴木康一監督は、「どこも相手は強豪ですので、粘って粘って、いい試合をしたいです」とコメント。エース・森亮太と落合の両輪がSリーグでどんなピッチングをしてくれるのか期待したいです。(編集部・栗山)
 

<写真上/優勝に跳びはねて喜ぶ杉山達哉(清水東)>
<写真中/腕の振りが魅力な谷脇亮介(常葉橘)>
<写真下/大型左腕として期待の落合駿太(静岡商)>

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