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2015年1月12日 (月)

旅する球児・菊江龍(朝日大)~掛川寄り道編

 『静岡高校野球2014』(2014年6月発売)で「旅する球児・菊江龍(朝日大)」として取り上げた下田高南伊豆分校出身の菊江龍(朝日大)。昨秋はドラフト候補としても名前が挙がりましたが、社会人・Honda熊本を選びました。都市対抗出場9回を誇る強豪で、2年後のプロ入りを目指します。
 そんな菊江が新年早々、今年の初投げを下田高南伊豆分校時代の恩師・木村幸靖氏が監督を務める掛川西のグランドで行いました。昨秋のリーグ戦、そして今後について聞いてきました!

 「旅する球児・菊江龍」(『静岡高校野球2014』掲載)のPDFは以下からご覧ください。
 

「kikuetoru.pdf」をダウンロード

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★大学最後のリーグ戦
 昨春、全国出場は逃したものの、夏には一つの手ごたえを掴んでいた。東海選抜チームに選ばれ、中日2軍と対戦。プロの強打者を相手に2イニングを無失点に抑えたのだ。(その試合の様子はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2014/08/post-4fb5.html
「今まで練習したことを試して、なおかつ通用して、すごく自信になった試合でした」
 秋こそ必ず全国大会へ――。そんな強い思いを胸に秘めて挑んだ大学生活最後のリーグ戦。菊江はそれまでと同様に、ほぼすべての試合にリリーフとして投げ、岐阜リーグ優勝に貢献した。
 続く東海地区大学野球秋季選手権大会では2位に。神宮大会進出をかけた東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦で準決勝に進出。いよいよ念願の明治神宮大会まであと2勝に迫った。
 準決勝では中部大と対戦。試合は8回を終えて7対7の同点。満を持して9回、菊江はマウンドに上がった。
「ここで打たれたら大学野球が終わりだと思って腹をくくって投げました」
 結果、菊江は勝ち越しタイムリーを許し、チームは敗退。全国出場の夢は叶わなかった。
「もう打たれたらしょうがないっていうボールを打たれてしまったので。悔いはないですけど、今後に生きるっていうか、自分の課題がでたなっていう試合でした」
 実は、もしこの試合に勝っていたら、次の中部学院大との決勝戦では先発する予定があったという。最後に先発として登板したのは2年春。抑え投手としてイメージが強い菊江が先発としてどんなピッチングをするのか見たかった。 

★社会人野球に向けて
Img_5200  今はウエイトやランニングなどで体力を落とさないトレーニングを行っているという菊江。いよいよ、2月からチームに合流する。
「2月の初めに体の状態を完璧にして、一発目からシートバッティングがあったら、バンバン投げられるように。新しい世界に入るんで、準備だけはしっかりとやっていきたいと思います」
 そして、社会人での抱負についてこんなコメントを残してくれた。
「一番は自分の特徴を出しながらチームに少しでも力になれればいいですね。自分にはあって、自分にはないものを、もう一回、このオフ、野球から離れている時に考えて、いざ野球に入ったときに迷わなくて済むような方向性を見つけていきたいです。大学と変わらずに、社会人でも愚直に頑張りたいです」
 そして、最後にその先についても尋ねた。
「プロは目標ですし、なってからが大事だと思いますけど、ならないことにはその舞台にも立てませんし。(昨秋の)リーグ戦でホームランを打たれた野間峻祥(中部学院大→広島)にいつかお返しをしたいです」
 最速146キロのストレートはまだまだノビシロ十分。本人は150キロを一つの目標にしている。本格的に投手として成長したのは大学から。まだまだ菊江には秘めたパワーが隠されているのは間違いない。

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 秋田、静岡、岐阜、そして熊本へ。『静岡高校野球』編集部では菊江龍の長い旅を今後も追っていこうと思います。(編集部・栗山)

<写真>菊江龍(右)と木村幸靖監督(左)

<2014年の当ブログ記事>
朝日大・菊江龍を見てきました!(3月13日)
日本の真ん中・岐阜で頑張る静岡関連選手!(4月11日)
中日二軍vs東海地区大学リーグ選抜(8月6日)

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