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2015年2月

2015年2月23日 (月)

県中学選抜野球~第2日目~

 第45回静岡県中学選抜野球大会が開幕しました。2日の昨日は浜岡球場で3試合を見てきました。

吉田中4-3掛川北(延長8回特別ルール)
掛川城東中1-0富士南中
磐田福田中4-0静岡城内中

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 第1試合は掛川北中と吉田中の好カードとなりました。大会屈指の右腕、掛川北中・川合勇気(177cm63kg、右投左打)に対し、吉田中は序盤に機動力を絡ませ2点を先制します。すると吉田中はエース・遠藤龍成(170cm55kg、右投右打)が淡々と低めを突く丁寧な投球で掛川北中の強力打線を封じる好投。7回、掛川北は二死から反撃し、3連打で一挙に同点に追い付くも、特別ルールが適用された延長8回に吉田中が1点を挙げて、優勝候補を振り切りました。
 注目の川合は肩関節が柔らかく、ギアを入れたときのストレートの伸びはさすが。バッティングも相手の徹底マークに合いヒットこそ生まれませんでしたが、スイングスピードの速さ、フォロースルーの大きさに大器の片りんを感じました。3月の全国大会では大暴れに期待です!

 02222第2試合は掛川城東中と富士南中の対戦。掛川城東中の本格派右腕・成瀬和人(176cm70kg、右投右打)が強烈なインパクトを残してくれました。立ち上がりからエンジン全開で1安打完封勝利。角度十分のストレートに、右打者の外角にスバッと決まるスライダー。小雨が降る悪い状況の中で終始ペースを乱さない精神的なタフさも魅力です。
 この掛川地区には第1試合に登場した川合、初戦でノーヒットノーランを達成した掛川桜が丘中・漢人友也と好投手が目白押しですが、全体的なバランスの良さは成瀬が1枚上だと見ました。
 一方、惜しくも1点差で敗れた富士南中。1年生投手・芦沢翼(168cm50kg、右投右打)が打たせ、バックがしっかり守り抜くスタイル。練習時間が短く、環境面で厳し中でも遠藤文昭監督の下、しっかり鍛えられているなという印象を持ちました。

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 第3試合は磐田福田中が静岡城内中が4対0で下し、2回戦進出を決めました。何といっても、完封した磐田福田中・寺田匠(163cm50kg、右投右打)のストレートの質に惚れました。回転が良く、重量感もあるので打者は振り負けます。奪った三振は7回で9個。軟式野球でこの数字は立派だと思います。まだまだ体は小さいのですが、動きにバネを感じるタイプ。こちらも将来が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/上から遠藤龍成(吉田中)、成瀬和人(掛川城東中)、寺田匠(磐田福田中)>

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2015年2月16日 (月)

シニア関東連盟春季大会 沼津シニアvs静岡裾野シニア

 いよいよ、シニアリーグの球春を告げる「2015大東建託カップ関東連盟春季大会」が開幕しました。昨日は県内の3チームが登場するということで三島シニアグランドへ。この日の結果は以下のようになりました。
★静岡裾野シニア9-1沼津シニア
★海老名シニア8-0三島シニア

 02151_2第1試合は沼津シニア対静岡裾野シニアの静岡勢同士の対決。前から気になっていた静岡裾野シニアのピッチャー陣を楽しみにしていました。
 まず、先発したのは左腕の原賀凌。試合前、外野からキャッチボールを見ていたのですが、ヒジをうまく畳めムチのようにしなりながら振れていました。ゲームになると、ズドンという重い速球を内外角に散らし、変化球は落差のあるタテのスライダーを駆使。勢いで投げ込んでいるタイプなので、もう少し荒れるかと予想していましたが、ストライクゾーンの中で勝負できる投手です。5回を1失点の好投。打っても、第2打席にチョコンと当てる技ありのレフト前安打を見せれば、第4打席には右中間に豪快な二塁打。しっかり内から出るスイングは魅力で、投打ともに将来性の高い逸材です。
 02152そして、原賀のあと受け、6回のマウンドに上がったのが長身右腕の上杉龍平。昨夏、一度見たときから、この世代のトップを走るのではないかと期待した投手です。イメージとしては、菅野智之(巨人)か…。ゆったりとしたテークバックから角度と威力で打者を圧倒。打者3人を三振、三振、ピッチャーゴロという圧巻の内容でした。
 さらに静岡裾野シニアには、この日、ショートとして出場した山本貫太も控えているそうで、春から夏にかけて十分に関東の強豪勢とも戦えそうです。

02153 一方、沼津シニアの先発・石塚喬良も面白い存在でした。3回以降、相手の強力打線にとらえられましたが、序盤のピッチングには光るものが。球持ちが良く、打者の手元でピッと来る球筋。打者のポイントを一つ、二つ、ずらしていきます。フォームがいいだけに、少しずつ、ゆっくりと体を作っていけば、さらに持ち味が生きてくるタイプでしょう。高校2年、3年になったときの姿が今から楽しみです。(編集部・栗山)

<写真/上から原賀凌、上杉龍平(ともに静岡裾野シニア)、石塚喬良(沼津シニア)>

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2015年2月13日 (金)

静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・下

 オフシーズン企画「静岡を巣立つ球児たち」。今年も編集部Hが、卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。
 前回に引き続き、青島秀一郎(島田商3年)編です。 「静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・上」はコチラ

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Dsc_0051_2★絶対的エースゆえの悔い
 3年春は県大会に出場し、最後の夏に臨んだ。ノーシードながら静岡北、静岡農を破ると、シード校の桐陽に9-2でコールド勝ち。沼津商にも4-2で快勝した。そして、青島が「高校時代、一番印象に残っている」という準々決勝・掛川西戦を迎える。
 3回に島田商が1点を先制。7回まで先発・青島が掛川西打線を封じ込め、1点のリードを守り続けた。しかし、8回に同点に追いつかれると、延長に突入した11回に2点の勝ち越しを許し、勝敗は決した。
「7回ぐらいから球が全然伸びないし、コントロールも全然つきませんでした。その時に、もうちょっと早くピッチャー交代を頭に入れてやれたなら、全員で野球することができたなら、勝ちという結果もあったかもしれなかったです。でも、自分がマウンド守りたいっていうのもあったし、みんな頼ってくれていたので言い出せなくて」
 青島で負けたらしょうがないとナインの誰もが思っていても、青島本人にはそんな悔いが残っていた。

★悩んで悩んで朝日大へ
 島田商に夏ベスト8の戦績を残し、青島の高校野球は終わった。その時、青島は本格的な野球も終わりすることを考えていた。
「夏大終わって、まだ就職希望だったんです。野球は草野球とかでやれればいいかなって。だけどやっぱり周りからの期待とかもあったし、父も大学でやることをすごく勧めてくれました。それで悩んで…」
 大学進学か、就職か。池田監督とも面談を重ね、就職指導課にいた増田前監督とも話をした。色々な人に支えてもらった時期だったという。「最後は自分で決めること」という池田監督の言葉を受け、青島は悩みに悩んだ。夏の大会が終わってから大学の練習会やセレクションが始まるまでには間がない。それでも青島は悩み続け、池田監督が「いつまで悩むんだろう」と心配をするほど悩んでいた。
 そんな時に、青島は池田監督に勧められ、岐阜リーグの朝日大の練習に参加した。
「行ってからすぐにここって決めました。林卓史監督の指導がすごくいいかんじで、施設も良かった。やっぱり、大学でこそは上にいってやろうって」
 朝日大に行くと決めてからは、他の大学にセレクションに行くこともなかった。すぐに青島の気持ちは大学野球へ切り替わった。

★理想はマエケンとポーカーフェイス
 日本代表も輩出し、高いレベルで競っている岐阜リーグ。中でも朝日大は昨秋リーグ優勝し、4年生の投手は3人が社会人に進んだ。青島も激しい競争は覚悟している。
「レベルの高い大学なので1年からっていうのは難しいと思うんですけど、練習試合とかでちょっとでも投げられたら、自分を売って、3年、4年にはエースの座をつかみたいと思っています」
 そんな青島が「負けない自信がある」とセールスポイントとして挙げたのがスライダー。そのスライダーを生かすために、最速142キロのストレートにさらなる磨きをかけていく。
 そして青島の理想形が前田健太(広島)だ。
「変化球でも幅が広いし、テンポが良くて三振も取れる。そういう投手になりたいです」
 総合的に優れた投手を目指す青島に課題を尋ねたところ、「メンタルです」という答えが返ってきた。
「喜怒哀楽が顔に出やすいタイプなんです。マウンドでは常にポーカーフェイスを目指して、何があっても動じないメンタルを身に付けたいです。いらっとするのも出ちゃうし、笑顔が出ちゃうのもある。笑顔だけならいいんですけど…」
 とちょっとはにかんだ表情も今後マウンドでは封印し、クレバーなピッチングを目指す。

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★青島秀一郎からのメッセージ
 最後に現役球児へのメッセージを聞いた。
「夏の大会が本番だと思うんで、とにかく頑張ってほしいです。後輩たちには自分たちができなかったベスト8以上の結果を出してもらいたいですね」
 青島自身は本番に全ての力を出し切ることができた。ただ甲子園までのあと3勝が近くて遠かった。全国への憧れは、大学でこそ叶えるつもりだ。
「将来は社会人なり、プロでやれることを目指していきたいです。最近ちょっと考え出してるのが、高校の先生。商業科の先生になって教えられたらなと」
 就職ではなく、大学進学を選んだ時点で青島の未来は大きく変わった。新しい夢を描いて、大学4年間は野球漬けになる。
 在学中に150キロを目指していきたいという青島が楽しみにしていることがある。それは投手出身の指導者に教えてもらうことだ。今まで、投手として本格的な指導は受けたことがなかった。
「そういう指導に頼るのもあれなんですけど、教えてもらってない分、まだまだ磨けるところがある。伸びしろはあると自分でも思っています」
 朝日大の林監督は慶應義塾大、日本生命で投手として活躍した指導者だ。自分の伸びしろをどこまで実力として身に付けることができるか。自分自身への期待と共に来月、岐阜に向かう。

池田新之介監督からの贈る言葉
 意外と器用な選手です。高校では全国を経験できなかったので、今後は全国を目指せるチームの力になれるよう、野球に集中してほしいです。あとは自立心を養うこと。精神的にも成長してくれれば、大学で活躍する力は十分にあると思います。

■青島秀一郎[あおしま・しゅういちろう]
投手/島田商3年/175cm85kg/右投右打
小学3年で野球を始める。六合中では主に一塁手を務め、3年夏に投手を兼任。島田商進学後、2年春からエース。3年夏には準々決勝まで勝ち進むも、掛川西を相手に涙を飲む。キレ味抜群のスライダーを武器に、朝日大で上を目指す。

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 寮がない朝日大で、初めての一人暮らしに挑む青島。高校時代も池田監督からダイエット指令を出され、苦労していたなんて話を聞くと、少し心配です。ただ、池田監督曰く、「スリムになりすぎても、スピードが出るわけでもなく、馬力が減っただけ」だそうなので、いっぱい食べていっぱい動くという大原則で頑張って下さい!
 最終回は御殿場西・佐藤圭生編です。お楽しみに!(編集部H)

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2015年2月11日 (水)

鈴木翔太(中日)の目

 先日、3月発売予定の『野球太郎育児』の取材で名古屋市の眼鏡専門店「カワチ」さんに取材してきました。

 02111_2こちらのお店はスポーツサングラスを専門に扱い、県外から多くのお客さんが相談に来るそうです。店内にプロ選手が使用するスポーツビジョントレーニングを行う機器もそろっていて、僕も少し体験させてもらいました。

 この「カワチ」さんにはオプトメリストという視覚の専門家がいて、毎年、中日ドラゴンズのスポービジョン測定の手伝いを行っているそうです。担当者から印象に残っている選手を聞くと、出てきたのは鈴木翔太(聖隷クリストファー)。「あの選手の集中02112したときの数字は凄いです。いい目をしています」とのこと。僕も、高校時代から見てきて、2年夏の静岡高戦のときのように「ココ」という試合での集中力の凄さを感じていました。しかも、そのときの相手を圧倒するギラギラとした目。自分にスイッチを入れる能力に長けている選手です。

 2年目となる今季。目指してほしいのは1軍のローテション入り。新聞の報道では順調にキャンプをこなしているようなので、今年は美しいフォームと力強い目を1軍の舞台で何回も見たいです。(編集部・栗山)

<写真上/子供向けから大人向けまで、多数のスポーツサングラスを取り揃えている「カワチ」>
<写真下/2年目の飛躍が期待される鈴木翔太(中日)>

★スポーツサングラス・眼鏡のカワチ→http://i-love-megane.jp/info

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2015年2月 8日 (日)

静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・上

 3年目を迎えた人気連載(自称)「静岡を巣立つ球児たち」。編集部Hが、卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。今回は投打に古豪・島田商を引っ張った青島秀一郎。卒業後は朝日大に進学する青島のインタビューを2回にわたってお届けします。

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静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・上

★一塁手から投手へ
 青島秀一郎は小学3年の時に野球経験者の父の影響で野球を始めた。小学生の時には主に一塁を守り、地元の六合中に進んだ後も一塁が定位置。自信を持っていたバッティングを生かし、2年時には県大会にも出場した。投手・青島が誕生したのは3年の最後の大会の直前だった。
「球を投げることに自信があって、抑えぐらいでできればいいかなと。遊び半分で練習をしていて、最後の大会近くに、監督さんの前でピッチングをしたらそこでの評価が良くて」
 中学最後の大会で投手として起用された青島は、この時、投手の面白さを知った。
「ボールがバットにあたらない時がすごい気持ちよくて。三振を取った時も。高校ではピッチャー一本でいこうって思っていました」
Img_3289 投手として目覚めた青島だが、地元ではスラッガーとして知られていた。もちろん、高校からの誘いも引く手数多。そんな中で青島が選んだのは地元の古豪・島田商だった。1940年の夏に甲子園準優勝を果たし、98年にはセンバツに出場するも、以降甲子園からは遠ざかっている。ただ、島田市ではいまだ特別な存在でもあった。
「甲子園を目指したいっていうのは夢でもあったけど、地元でやりたいっていうのがあって。特に島商は伝統がある学校。ここ最近は停滞していたので、自分で変えるとかじゃないんですけど、そういう気持ちもあって島商を選びました」

★投手として掴んだチャンスと手応え
 投手一本と決めていた高校野球だったが、青島の打撃を当時の山田忠監督は見逃さなかった。1年秋からベンチに入り、「そのうち投手をやりたい」という気持ちはあったものの、打撃の評価が高かったため一塁手として試合に出場した。投手として公式戦デビューを果たしたのは1年秋の中部地区大会の最後の試合だった。清水西との県大会を賭けた5位決定戦で、大きくリードを奪われた頃にお呼びがかかった。念願のマウンドに、気合は入ったが結果は11-5で敗退。それでも、投手というポジションの魅力は青島の中で高まっていった。
 秋の大会が終わり、練習試合では再び一塁での出番が多かったが、投手としても少しずつ登板機会は増えていった。そして冬に入る直前、島田商は聖隷クリストファーと練習試合を行った。その日、島田商投手陣は打ち込まれ、エースも他の投手も早々に降板。そんな中で青島にチャンスが巡ってきた。
「点を取られてた時に自分がマウンドに上がって。0点に抑えて、いい調子だったので、そこから手応えをつかみました」
 上り調子で冬に突入した青島。充実した冬を過ごし、明けた3月には球速的には変わっていなくても、キレや伸びが良くなった実感があった。

Img_3242★2年春から背負い始めた背番号1
 3月に練習試合が解禁になると、今までとは違い、主に投手として試合に出場。そして、2年春の大会はエースとして迎えた。
「3年生の中で投げることにプレッシャーはあったけど、優しい先輩たちだったのでけっこう支えられて投げやすかったです。捕手の河井(大成)さんは一緒の中学で、仲良く話せる人だったので気を遣って投げるとかもなかったですね」
 中部地区大会初戦で静清を撃破すると、そのまま波に乗り、4位で県大会出場を決めた。県大会では初戦の聖隷クリストファー戦で敗退したものの、鈴木翔太(現中日)と投げ合った。チームの雰囲気も良く、その後、島田市内大会で優勝。4月から山田監督の転任に伴い、増田明仁監督に池田新之介部長という新体制になっていたが、スムーズに選手たちも馴染んだ。
 満を持して挑んだ夏、初戦の対戦相手は好投手・後藤黛を擁する横須賀。1回戦屈指の好カードに青島も「同じ2年生だから負けられない」と闘志を燃やしてマウンドに立った。横須賀に1点を先行されたものの、島田商も4回に追いつき、1-1のまま延長戦へ。しかし、10回表に青島は突如乱れ、5点を失うと、試合は6-1で終了。悔しい敗戦に青島はショックを隠せなかった。

★どん底から抜け出るきっかけ
「新チームになってから全くやる気が出ませんでした。秋までずっと引きずって…」
 夏が早々に終わり、秋の大会が始まっても青島は気持ちを切り替えられずにいた。そこから抜け出すきっかけになったのは池田部長との話し合いだった。
「自分にやる気がないこともみんな気付いていて。池田先生とも話して、自分の存在、背中をみんな見てると思ったので、しっかりしなきゃだめだなと。ミーティングで自分で言いました。これからは変えていくって」
 敗者復活4回戦で秋が終わると、池田部長が監督に就任した。山田監督から増田監督、3人目の監督だった。
「まずは土台固めってことで野球の基礎から教えてもらいました。池田先生の野球観は、技術だけじゃなくて、日頃の行いからしっかりしろっていう教え。中学の監督もそういうかんじの監督で、自分の好きな野球観だったのでやりやすかったです」
 さらに、今までは投手と野手が一緒に練習していたところを、池田監督ははっきりと分けた。それまで投球と打撃を並行してこなしていた青島だったが、投手陣だけで走ったり、ネットスローをするうちに投手だという意識、エースの自覚が高まり、練習に専念することができたという。

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「静岡を巣立つ球児たち2014~青島秀一郎編・下」は近日中に更新します!(編集部H)

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2015年2月 3日 (火)

野球塾「フレンズ」の練習を見学!

 先日、浜松で行われている野球塾「フレンズ」の練習を見学してきました。この野球塾、参加しているのは小学3年生~中学3年生と幅広く、現在は33名が在籍しています。30年以上の歴史を持ち、1期生となる西村亮氏(現駒澤大監督)をはじめ、浜名、亜細亜大、ヤマハで活躍した小粥勇輝氏(現ヤマハマネージャー)、本格派右腕として期待される藤本大輝選手(現亜細亜大)など多くの逸材を輩出してきたそうです。特に募集はせず、口コミだけで選手が集まってくるという知る人ぞ知る野球塾。果たして、どんな練習を行ってるのか潜入してきました。

 練習はヤマハOBで構成されるコーチ陣の下、とにかく基礎の繰り返しでした。まず、アップはジグザグのダッシュを入れるなど、変わった動き。長年、「フレンズ」を見守る浜井武久氏によると「ヤマハと同じアップではないか」とのこと。その後、2か所に分かれて捕球練習とバッティングを徹底的に行います。捕球練習は、コーチが手で軽くフライを上げ、それを捕る練習を一人が連続で行います。左右上下に球を振られ、数分間こなせば選手たちはフラフラに。持久力と瞬発力もつきそうだなと感じました。
 チーフコーチを務める伊藤功氏はこう言います。「高校でプレーするために、技術、体力、礼儀、すべての面でスタートラインにつけさせてあげられたらと考えてやっていますね。ここで教えているのは、基本ばかり。学んだことをいかに帰ってから自分で練習できるか。少しでも時間を見つけてやる子は伸びていきますね」。
 特徴的だったのはお父さん、お母さんが至近距離で練習を見守っていること。コーチ陣からのアドバイスを親御さんも一緒になって聞いているようでした。少しでも、練習がスムーズに進むようにボールの片づけなども積極的に行うなど、選手、親、コーチの一体感が出ている温かい野球塾だという印象も受けました。

 また、今春高校入学する中学3年生に面白そうな選手を何人か発見! 「フレンズ」で学んだことを高校でどう生かすのか楽しみです。(編集部・栗山)

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<写真/将来が期待される野球塾「フレンズ」の選手たち>

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