県中学選抜野球~第5日目~
静岡県中学選抜野球大会は準々決勝、残りの3試合が行われ、ベスト4が決まりました。
<島田球場>
吉田2-0掛川城東中
<浜岡球場>
浜松細江中3-2長泉中(特別延長8回)
浜松曳馬中2-1牧之原榛原中
好投手が多い今大会。今日も浜岡球場で、今後が楽しみな逸材を発見することができました!
第1試合は浜松細江中と長泉中が対戦しました。浜松細江中・齋藤亮平(169cm60kg、右投右打)、長泉中・大沼一晟(168cm52kg、左投左打)の息詰まる投手戦の末、0対0のままタイブレークへ突入。細江中が延長7回、3点を挙げて準決勝進出を決めました。
浜松細江中の齋藤はノーヒットノーランを達成。きれいなフォームと低めに伸びるストレートが魅力です。さらに投げっぷりとテンポがいいので、野手が守りやすいだろうなと感じました。明日は、今大会で快投を続けている掛川桜が丘中・漢人友也と対戦。本格派右腕同士の対決に注目です。 一方の長泉中の大沼も7回まで許した安打は3本と堂々たる投球。腕を長く使い、緩いカーブとストレートのコンビネーションが冴えていました。
2試合目の浜松曳馬中対牧之原榛原中も1点を争う緊迫したゲームとなりました。曳馬中は5回、1番・山口友輔(169cm65kg、右投右打)のタイムリー三塁打を放つと、相手のミスに乗じて一気にホームインし、2点を先制します。牧之原榛原中は終盤に1点を返しますが、最後は及ばず。曳馬中が接戦を制しました。
楽しみにしていた牧之原榛原中の鈴木翔也(169cm58kg、左投左打)は腕の振りが鋭く、クイック気味に投げるので打者のテンポを微妙に崩していきます。2回戦で15奪三振という数字も頷けました。今日は5回の2点に泣きましたが、下半身と右手を使えるようになってくれば、もっともっと球に勢いが出てくるタイプ。もう一度夏に見たいです。(編集部・栗山)
<写真/上から齋藤亮平(浜松細江中)、大沼一晟(長泉中)、鈴木翔也(牧之原榛原中)>
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