静高 この選手に注目!①~松田翔真~
待ちに待った選抜大会(23日開幕)が迫ってきました。抽選会まであと3日。今年の静岡高には2007年常葉菊川以来の全国制覇に期待がかかります。 そこで、今日から数回にわたり、『静岡高校野球』編集部が注目する静岡高の選手を紹介したいと思います。第1回は昨日、最終登録でベンチ入りを決めた松田翔真(179cm81kg、左投左打)です。
浜松シニア時代、剛腕左腕として注目を集めた松田。力でグイグイと押すパワフルな投球に魅力を感じていました。
静岡高入学後、初めて見たのは1年夏の練習試合でした。そのときのブログはこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2013/08/post-6ebd.html
このときの印象では1年秋から辻本宙夢(駒澤大進学)との両輪で活躍、2年秋以降はプロが注目するレベルまでいくだろうなと思っていました。
ところが、左肩痛で徐々に松田という名前を聞くことが少なくなり、2年秋になってもベンチを外れることも。ようやく東海大会の決勝で4イニング登板しましたが、選抜登録の1次メンバーから外れていました。
その後の紅白戦で結果を残し、何とかベンチ入りに滑り込んだ松田。選抜大会で上に勝ち上がっていくにはエース・村木文哉の力だけでは厳しく、必ずそのほかのピッチャーの助けが必要になってきます。その点、松田は140キロ近いストレートを投げる力は十分にあり、ひとつのきっかけで大きく覚醒する可能性も秘めています。ポテンシャルの高さ、スケールの大きさは誰もが認めるところ。「こんなもんじゃない」ピッチャーです。
大会前の新聞、雑誌では「打線に比べ、投手陣がやや弱い」という評価が多いですが、松田が出てくることで大きく変わると思います。果たして甲子園という舞台で登板があるのか。静岡高が上位に進出するためのカギを握っている選手の一人だと思っています。(編集部・栗山)
| 固定リンク
「静岡県中部地区」カテゴリの記事
- 【春季高校野球中部大会】焼津中央の左腕・紫垣壮太郎が無四球完封!(2023.03.27)
- 静岡市内大会が開幕しました!(2022.10.29)
- 静商の新エース・太田善士が1失点完投!(2022.08.24)
- プロ注目左腕・原崎翔陽(駿河総合)の大会前、最終登板を取材!(2022.07.02)
- 練習試合 静岡大vs静清(2022.06.29)
コメント
浜松の選手が大活躍ですね♪。県立の普通科なのに、なぜ他地区の選手がこんなに採れるのでしょう?常葉ならわかりますが…?
投稿: enshu | 2015年3月10日 (火) 23時38分