庄司&桒原の二遊間コンビが誕生!
この両チーム、静岡県勢が多くいるので、楽しみにしていました。球場に着くと、すぐにスタメンが発表され、広島は「7番セカンド」で庄司隼人(常葉橘出身)、そしてルーキーの桒原樹も「8番ショート」で先発出場を果たします。僕にとっては夢のような静岡二遊間。試合前からテンションが上がっていきました。
まず、守りについた2人を見て感じたことは、桒原の体つき。ルーキーの頃、華奢だった庄司は今や下半身がユニフォームでパンパン。それに比べて桒原は線の細さが目につきました。
そんなことを考えていると、早速、2回に2人の打席がまわってきます。
庄司がセンター前安打を放ち、続く桒原は初球に送りバントを試みますが、ファウルに。結局、ショートフライに打ち取られました。それでもスイングは他の選手を比べても見劣りしない鋭さ。最後まで振り切った自分のスイングができていたので、これは次以降に期待できそうなと思いました。
第2打席で今度は送りバントをきっちり決めると、迎えた3打席目、桒原の放った打球はライト後方へ。「一瞬、入った!」と広島側のスタンドが沸くほどの打球はラバー上段に当たります。桒原は持ち前の俊足を飛ばし、二塁ベースを蹴り、一気に三塁へ。見事なタイムリー三塁打を放ちました。
高校3年時にはドラフト候補というプレッシャーから結果を求めすぎて苦労した桒原。それが今日見る限り、本当にイキイキとプレーしていました。
守備では試合中に細かいフォーメーションプレーなど、先輩たちからアドバイスを受ける場面も。ただ、4回には三塁後方の難しいファウルフライを好捕。このあたりのセンスの良さはさすがです。(この場面でも広島側のスタンドから大きな歓声が沸き起こりました)
一方の庄司は第2打席でもレフト前安打。4打数2安打という結果でした。粘り強い打撃に守備の安定感が加わり、今年こそは1軍定着を期待してしまいます。
また、今回の名古屋遠征では育成の木村聡司(常葉橘出身)、森下宗(掛川工出身)も帯同。チャンスは少ないですが、ぜひモノにして支配下登録を勝ち取ってほしいです。
★庄司隼人
第1打席…センターフライ
第2打席…レフト前安打
第3打席…二塁ゴロ
第4打席…センターフライ
★桒原樹
第1打席…ショートフライ
第2打席…投手前へ送りバント
第3打席…ライトオーバー二塁打
<写真/上から庄司隼人と桒原樹の二遊間コンビ、庄司、桒原、木村聡司>
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