静高 この選手に注目!②~鈴木将平~
明日に迫ったセンバツ大会。ご存知のとおり、静岡高は大会2日目に立命館宇治(京都)と対戦します。ポイントは、いかに序盤に大量得点を奪うことができるか。この1点に絞られると思います。ここで本来の力を発揮できれば、今大会、一気に波に乗ることができるでしょう。逆に、点を取りきれないと後半まで引きずって苦しい展開になる可能性もあると予想します。
そこで、打線の中でカギを握るのは、やはりトップバッターの鈴木将平(174cm74kg、左投左打)です。鈴木が初回に出て、50メートル5秒9といわれる脚力でかき回すことができるかがポイントと見ています。
逸材が揃う静岡高で1年夏からレギュラーを奪ったセンスはただものではありません。昨秋の明治神宮大会では、初回内野安打で出て、初球で盗塁。2打席目はセンター前安打から散々牽制させた後に大石智貴の安打で進塁すると次打者の初球で三盗(重盗)。しかも二回とも捕手が反らす間に生還! スピード感あふれるプレーに圧倒されました。全国の舞台で、普段と変わらないプレーができる気持ちの強さも武器です。
また、明治神宮大会ではセンターを守っていましたが、内山竣が故障から復帰したことで、本来のライトでプレー。ここでも俊足を生かしたアグレッシブな守備が期待できます。
僕の妄想の中では、初回、鈴木が右中間を破る三塁打を放ち、2番・大石のセンター前安打であっさりと先制。さらに、内山、堀内謙伍、安本竜二と続くクリーンナップで大量得点。そんなシナリオを勝手に描きながら、甲子園に向かいます!(編集部・栗山)
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