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2015年4月

2015年4月30日 (木)

定期戦 浜松西vs浜松北

★4月29日 第35回浜松西、浜松北定期戦 浜松球場 晴   

 チーム
浜松北 0 0 0 0 0 5 0 0 2 7
浜松西 1 0 0 1 0 0 0 0 × 2


 昨日、第35回浜松西、浜松北定期戦が開催されました。
 まず、先制したのは浜松西でした。トップバッター・畑中浩希のレフト線を破る二塁打を足がかりに1点を先制。さらに4回には9番・石原壮真のタイムリーで1点を追加します。しかし、浜松北は6回、2番・村松亮、3番・座馬健人、4番・野中祐輔の3連打などで一挙5点を奪って逆転に成功。さらに、9回にも2点を追加し、試合を決めました。

04301 浜松北は、今春、菊川南陵、常葉菊川という強豪を立て続けに撃破。さらに、4月から増井裕哉監督、日大三高で活躍した赤池拓哉コーチを迎え、チーム自体に勢いがある印象を受けました。
 この日、浜松北打線で光っていたのは2番の村松。5打数5安打の大活躍。センター方向を中心にコンパクトに振り抜いていました。村松のあと、強打者の座馬、野中と続くだけに、この村松が塁に出ると、浜松北の得点パターンになります。

 04302_2一方の浜松西は、先発左腕の稲川望が5回まで無失点に抑えたことが収穫だったと思います。ストレートの球速は120キロ台中盤も、しっかりと腕を振って変化球を投げることができていました。
 今年の浜松西は重量打線。中学時代からスラッガーとして注目を集めた岩本大河をはじめ、この日は故障のためベンチに入っていませんでしたが、小川慶太という大型選手も控えています。投手陣の頑張り次第では、上位進出も見えてくるところです。
 そこで期待されるのが、エースの稲川です。
 佐藤光監督によると、ここまで地道な努力を積み重ね、成長してきた選手だそうです。「昨年の12月に合宿を行ったのですが、その最終日に選手間でMVPを決めさせました。そこで1位だったのが稲川。指導者が見ていないところでも、やっぱりできる子なんだと、あらためて見直しました」
 この日は6回に5点を失ってしまいましたが、十分に試合を作ったことを夏への自信にしてほしいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/進学校で増井裕哉監督(浜松北)がどんな野球を見せてくれるのか注目!>
<写真下/努力でのし上がってきた稲川望(浜松西)>

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2015年4月27日 (月)

静清の豪華投手陣に驚き!

 昨日、一昨日で県大会の1回戦と2回戦が行われ、夏のシード校8チームが決まりました。
 ◎東海大静岡翔洋(2年連続8回目)
 ◎静清(3年ぶり19回目)
 ◎常葉橘(3年連続8回目)
 ◎浜松商(6年ぶり34回目)
 ◎藤枝明誠(2年ぶり3回目)
 ◎駿河総合(初)
 ◎浜名(8年ぶり6回目)
 ◎静岡(6年連続49回目)

 この2日間、僕は草薙球場で計5試合を見ることができました。その中で、もっともインパクトがあったのが静清の投手陣です。

04251 まず、1番をつけた緒方彰一(176cm78㎏、右投右打)が序盤から130キロ台中盤から後半のストレートを軸に、スプリットを混ぜながら、「ここ」という場面ではギアを入れて140キロをマーク。さらに、1年秋から注目している山口勝大(177cm70㎏、右投右打)が2番手として登板すると、137キロの重いストレートを投げ込みます。
 極めつけは8回から登板した2年生の横尾蓮太(179cm75㎏、右投右打)。柔らかい腕の振りから、143キロを表示。2年春の段階で、この数字は凄いです。少し球が高めに浮く場面もありましたが、指にかかったときの低めの伸びは絶品です。

 4月より、静岡高で水野匡貴(現明治大)などを指導した増井達哉氏がコーチとして就任。今春を見る限り、静清の投手陣の素材は県トップクラス。増井氏の手法で、どのように選手の能力を引き出してくるのか。具志飛馬新監督とタッグを組んだ、新生・静清に注目していきたいです!(編集部・栗山)

 <写真/2年春の時点で143キロという球速をマークした横尾蓮太(静清)>

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2015年4月25日 (土)

東都大学リーグでも静岡勢が頑張っています!

04241 23日は東都大学リーグを見てきました。國學院大対中央大、駒澤大対亜細亜大の2カードです。
 國學院大対中央大では、中央大・小川拓真山田直、國學院大・平川真大の静岡高出身選手が3人も出場しました。

 前週で5安打を放った平川は第1、2打席ともアウトになったものの打球自体は悪くありませんでした。いいタイミングで打っているなという印象を持っていると、第4打席はサー04232ド前へのボテボテのゴロ。これがタイムリー内野安打になります。無安打で終わるのと、1安打では大違い。今季の平川は何かを持っているなと感じさせてくれました。

 逆に、今季、まだヒットが出ていない山田。この日も、待望の一本が出ません。試合後、「もうダメだ」と悔しさをあらわにしていました。実は先週、高校時代の同級生、04233中澤彰太(早稲田大)、小野慶典(法政大/準硬式)と、神宮球場で國學院大の試合を観戦。そのときに、「いいときばかりじゃないけど、そこで頑張ろうぜ」と励ましあったそうです。

 山田の状態が上がってくれば、中央大の打線としてつながりが出てくるのは間違いありません。次戦は持ち味のコンパクトなスイングからの快音を期待しています。

 第2試合では、亜細亜大・髙橋遥人(常葉橘出身)が7回2死一二塁というピンチの場面でマウンドに上がりました。142キロというスピードをマークしましたが、駒澤大の4番・永山慶志郎にライト前タ04234イムリーを浴び、失点。少しでも甘くなったボールは、容赦なく打ちか返される、さすが東都のレベル。髙橋にとって、貴重な経験になったのではと思います。体は少しずつ大きくなり、しなやかなフォームは高校時代と変わらず。順調に成長してきている高橋をこれからも注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/上から平川真大(國學院大)、小川拓真、山田直(ともに中央大)、髙橋遥人(亜細亜大)>

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2015年4月24日 (金)

ファームでヤクルト・藤井、竹下が活躍!

04221 一昨日、昨日は関東方面へ。まず、23日は戸田球場でウエスタンリーグ、ヤクルト対DeNAの試合を見てきました。この試合、静岡関連選手が4人も出場しました(DeNAの山下大輔監督も清水東出身です!)。ヤクルトでは藤井亮太(東海大海洋学部出身)が「2番ライト」、松井淳(日大国際関係学部出身)が「4番ファースト」、竹下真吾(ヤマハ出身)が4番手で登板。またDeNAでは赤堀大智(掛川西出身)が「6番ライト」で出場しました。

04222 その中で4打数2安打の活躍を見せたのが藤井です。DeNAの先発・砂田毅樹にヤクルト打線が苦労する中で一人気を吐いていました。第1打席に強烈なファーストライナーを放つと、第2打席で技ありのレフト前安打。さらに、第3打席は追い込まれからファウルで粘って四球を選び、第4打席は快足と飛ばしてショートへの内野安打。藤井の持ち味を存分に生かしていました。

04223 ドラフト6位での入団ながら、1年目の昨季は1軍で7試合に出場。今季のオープン戦では一時12球団で打率6位になり、新聞紙上でも大きく扱われた藤井。捕手、内野、外野のどこでも守れることから「三刀流」としても注目されました。藤井は今の課題について、こう話してくれました。
「外野の守備とバッティングですかね。1軍で求めらているのは、そこだと思いますので」
 この日の試合後も、日が暮れるまで個人練習を行っていました。高校、大学、社会04224人と決してエリート街道を歩んできた選手ではないのですが、少しずつの努力の積み重ねで、ここまで這い上がってきた選手なんだと、あらためて感じでした。今季はぜひとも、1軍で初安打を放って欲しいです。

  また、8回には竹下が登板。1イニングを無失点に抑えました。ストレートでグイグイと押せる投球は社会人時代と変わらず。2月のキャンプでは左ヒジに張りが出たとのことで心配していましたが、この日は腕もしっかりと振れていました。「左のワンポイントなら、いつでも1軍にいけるのでは」と感じました。(編集部・栗山)

<写真/上から藤井亮太、竹下真吾、松井淳(ヤクルト)、赤堀大智(DeNA)>

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2015年4月21日 (火)

練習試合 静岡高vs浜松湖南

★4月19日 練習試合 浜松球場 晴   

 チーム
静岡高 1 1 0 1 1 0 0 0 0 4
浜松湖南 0 0 0 0 0 0 0 0 × 0

 日曜日は、浜松球場で静岡高と浜松湖南の練習試合を見てきました。センバツ後の静岡高の状態を見たかったのと同時に、昨夏から気になって浜松湖南の本格派右腕・髙尾爽太をチェックしようと思っていました。

04211 見どころは「髙尾がどこまで静高打線に通用するのか」でしたが、先発したのは左腕の江間大智。  
 この江間、左サイドから左打者の外へ流れるスライダーを武器に7回を4失点。静岡高は安本竜二、堀内謙伍はいませんでしたが、その他はベストメンバー。その中で、この結果は立派です。ただ、残念だったのは4回の3連続四死球。鈴木将平や平野英丸から三振を奪った彼独自のいいボールを持っているだけに、打たれてもいいので、もっと強気に攻めて欲しかったです。

 04212お待ちかねの髙尾が登板したのは8回から。鈴木将平にライト前安打を浴びましたが、2イニングを無失点に抑えました。軽く投げているようで、スッと伸びてくるストレート。縦のスライダーとのコンビネーションも良かったです。

 今春の浜松湖南は初戦で浜松商と対戦し、9回まで6対4とリードしながら、最終回に3点を失いサヨナラ負け。その後、浜松商は県大会に出場しただけに、力を持っているチームです。静岡高戦という貴重な経験を生かし、夏の巻き返しに期待しています。

 静岡高では、やはり村木文哉の安定感は別格でした。センバツで武器として使用したフォークは少な目でしたが、それでも5回を無失点。2年生ながら風格が漂ってきたなという印象を受けました。(編集部・栗山)

<写真上から江間大智、髙尾爽太(ともに浜松湖南)>

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2015年4月18日 (土)

岡田(常葉大浜松キャンパス)が4試合連続完封!

 今日は今年初めて静岡大学リーグへ。リーグを代表する常葉大浜松キャンパス・岡田圭04181_3(182cm72kg、右投右打)、東海大海洋学部・今村亮(178cm68kg、右投右打)、静岡産業大・直井大将(176cm69kg)という3投手を一気に見ることができました。今年の静岡大学リーグは、なかなか投手のレベルが高いです。
 その中で圧倒的な存在感を示したのが、岡田です。今春は、ここまで3試合を投げてすべて完封勝利。23イニング無失点を続けていました。
 今日の日大国際関係学部戦でも圧巻の投球。サイドとアンダーの中間の、独特な腕の位置から140キロに迫るストレートはもちろん、驚いたのはスライダーのキレ味です。日04182_2大国際関係学部打線は左をずらりと並べてきたのですが、外角のボールゾーンからストライクゾーンにクッと変化。しかも打者の手前で鋭く変化するので、対応困難な球となっているのです。昨年までとは明らかに球の質が違います。
 ただ、試合後、永井浩二監督に話を伺うと、今日はそこまで状態が良くなかったとのこと。5回には、足をつってしまうアクシデントもありました。
 そんな中でも、最後まで集中力を切らすことなく、11個の三振を奪い、4試合連続完封勝利。無失点記録をなんと、31イニングに伸ばしました。
 現在、プロ全球団がマークしているという岡田。又吉克樹(中日)など変則な投手の評価が昨今高まっていることもあり、岡田の価値も急上昇中です。ぜひ、全国の舞台で見てもらいたい投手です。  

 04183_2上記の3投手はすべて右ですが、左で面白いなと感じたのは富士常葉大キャンパス・芦川大悟(177cm84kg、左投左打)。今日は8回に3点を失いましたが、粘りのピッチングを展開。決してスピードのある球を持っているわけではありませんが、球質が重く、変化球でも腕の振りが変わらないのが長所。上でプレーするには、左投手は有利な点もあるので、どんどんアピールして欲しいなと思います。(編集部・栗山)

<写真上/独特な腕の位置が特徴な岡田圭市(常葉大浜松キャンパス)>
<写真中/4試合連続の完封でガッツポーズを見せる岡田>
<写真下/御殿場西出身の4年生左腕・芦川大悟(常葉大富士キャンパス)>

★試合結果はこちら→http://tokaibbl.com/

 

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2015年4月14日 (火)

西部地区大会準決勝(4月11日)~浜松球場レポート

 11日、浜松球場で行われた西部地区大会準決勝2試合を見てきました。

<浜松球場>
横須賀 3-1 浜松湖北
磐田東 4-2 掛川西

 04111第1試合は浜松湖北と横須賀の対戦。横須賀は今大会、好投を続けている後藤直矢が先発しました。後藤は決して球速があるタイプではないのですが、180センチの長身からストレートと変化球をコントロールよく低めに集めてきます。まさに、打てそうで打てない不思議な投手。昨年、本格派右腕として注目された後藤黛(現愛知学院大)とは一味違うタイプです。(2人は同じ後藤ですが兄弟ではありません!)。
 初回からランナーを出しながら淡々と投げ、徐々に相手打線の焦りを誘っていきます。失った点は8回の1点のみ。横須賀を見事、チーム史上初の決勝進出に導きました。
 この後藤が持つ制球力の良さををうまく引き出していたのが、捕手の鳥山和輝(昨秋の鳥山の記事はこちらをどうぞ!当時はショートを守っていました→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2014/08/817-57db.html
 この鳥山、1週間前の浜松商戦でバントの自打球を顔に当て、右目上を3針縫うけがを負っていました。まだ抜糸を行っていないにもかかわらず、巧みな配球と軽いフットワークで後藤をリードしました。
 「今日の後藤はそこまで状態が良くなかったのですが、丁寧に投げさせることができました」
 鳥山がマスクをかぶることで、チームがひきしまって見える今の横須賀。県大会でも台風の目になりそうです。

04112  続く第2試合は磐田東が掛川西を逆転で下しました。この試合、光っていたのは、磐田東の「5番レフト」で出場した2年生の齋藤大成。見るからにパワーがありそうな腕っぷしから、強いスイングでバットを振れる選手です。2点を追う展開の中で7回に逆転の口火を切るレフト前ヒット。齋藤に負けじと、翌日の決勝戦では同じ2年生の加藤脩平が2本塁打を放つ大活躍を見せました。今年の磐田東は2年生コンビの強打に注目です!(編集部・栗山)

<写真上/後藤直矢(横須賀)>
<写真下/齋藤大成(磐田東)>
 

 

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2015年4月10日 (金)

筑波大・野田航洋に会ってきました!

 今週末から首都大学野球が開幕します。その開幕前にどうしても筑波大の野田航洋(4年・178cm89kg、右投右打)を見に行きたかったので、先週、東京農業大グランドで行われた筑波大vs東京農業大のオープン戦を見てきました。野田といえば浜松西時代は強いボールを投げる投手としても、強打が魅力の打者としても注目を集め、好打の二塁手・倉田直幸(現慶應義塾大)らと共に3年春には西部大会優勝。県大会ではベスト4進出を果たしました。あの年の浜松西は投打にバランスがよく、本当に強いチームだったので、印象に残っている方も多いはずです。(春季大会 常葉学園菊川vs浜松西←2年春の野田の記事です/春季静岡県大会 浜松西vs静岡商←3年春の浜松西のレポートです。この試合で先発している浜松西・坂下空は現静岡大)
Dsc_0324_2 その野田、最終学年を迎えたこの春、ついに主力としてリーグ戦に挑むとのこと。この試合では8回表に代打で登場も、サードゴロに終わりましたが、どっしりした体つきは高校時代より風格が増しているかんじ。特徴的だった打撃フォームはシンプルになっていましたが、スイングは力強かったです。1打席しか見られなかったのが残念でしたが、試合後に話を聞かせてもらいました。

――筑波大で試合に出始めたのは?
「3年秋に出始めたんですけど、骨折してしまって。この春からやっと定着できてきました。オープン戦が始まってから、DHでずっと使ってもらっていたんですけど、まだ結果が出てません」
――浜松西時代は投手としても有名でしたが、筑波大でチャレンジしようという気にはならなかったんですか?
「投手やる気でいたんですよ。でも自分の代にいい投手が多かったんですよね。高校時代から肩を痛めていたのもありますが、1週間で断念しました(笑)」
――背番号1。いい番号もらってますね。
「1のユニフォームはサイズが大きいんですよ。自分が選べるユニフォームが3種類ぐらいしかなくて。それなら1にしようと選びました」
――もうすぐリーグ戦が開幕します。チームとしての抱負はもちろん優勝だと思いますが、個人的な目標はありますか?
「今までチームの力になれていないので、とにかくこの春はチームに貢献したいです」

 筑波大・川村卓監督も「ケガをしていたけど、頑張ってここまで戻してくれた。この春は楽しみです」と期待大。野田の卒業後の夢は静岡で教員になることだそう。静岡は静岡高の栗林俊輔監督をはじめ、筑波大出身の監督が多い地域。野球に勉強に忙しいと思いますが、野田もその一員に加わり、いつか母校の監督となってほしいですね。(編集部H)

<写真>野田航洋(筑波大)

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JABA静岡大会で大田圭利伊(ジェイプロジェクト)が出場!

04101 昨日はJABA静岡大会へ。清水庵原球場の第2試合では菊川南陵出身・大田圭利伊(ジェイプロジェクト)が「8番ライト」で先発出場しました。
 いきなり第1打席、三菱日立パワーシステムズのベテラン左腕・亀川裕之から三塁強襲の内野安打。続く、第2、3打席は三振に終わりましたが、バッターボックスに立っているだけで威圧感を感じするスケールの大きさは高校時代と変わらず。スイングスピードの速さとインパクトの強さはこの1年間でワンランク上がっています。
 加えてもっとも成長したなと感じたのは積極性です。この日は今大会初出場。そんな中でも臆することなく第3打席は初球からフルスイング。高校時代はどちかというと好きなボールを我慢して見極めていくタイプでしたが、自分から前にいく姿勢にすごく好感が持てました。
 また、ライトの守備も無難に外野フライをさばいていました。高校時代の一塁から現在は外野手へ。昨秋から今春のキャンプにかけて、かなりの練習をこなしたそうです。高校時代はピッチャーを経験するほど、もともと肩の強さには定評があるだけに、このコンバートは大田の長所がより生きるのではと思います。
 「社会人に入って野球に取り組む姿勢が変わりました。今の課題は左ピッチャーを克服すること。だから今日は良い左ピッチャーから一本打てて良かったです」
 試合後、そんなコメントを残してくれた大田。高校時代に一度は野球を辞めようとした姿はなく、イキイキとした目が印象的でした。一昨年のドラフトでは指名を受けませんでしたが、社会人に入社し、「野球ができる喜び」を感じ、心身ともに逞しくなっている様子。まずはレギュラーの座を掴み、来月から始まる都市対抗予選で大暴れしてほしいなと思います。(編集部・栗山)
 

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2015年4月 7日 (火)

鈴木翔太(中日)、復帰に向けて!

04071 今日は6月下旬発売予定の『静岡高校野球2015夏直前号』の取材で鈴木翔太(中日)に会ってきました。
 今季の鈴木は沖縄キャンプで1軍スタート。教育リーグで好投し、3月20日のファーム開幕戦の先発を任されるほど首脳陣の期待が高まっていました。ところが、開幕戦は8四死球を与え、さらに6回には阪神・西田直斗の打球を左膝に受け亀裂骨折。全治2か月の診断を受けました。直後、「自分から話せることはありません」というコメントを残すほど、本人的はショックが大きかったようで、僕も心配になっていました。
「あの試合は、球が抜けてしまって。途中で修正することができませんでした」
 そして、3週間が経過。今日、本人に直接会うと、まだ松葉づえを使い、痛々しかったのですが、表情は以前の鈴木に戻っていました。
「明日にはギブスが取れるかもしれないし、5月中の復帰を目指して頑張っています」。
 この3週間、下半身を使えない代わりに、上半身のトレーニングを積んできたそうです。パワーアップした鈴木の投球を一日も早く見たいなと思います!(編集部・栗山)

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2015年4月 6日 (月)

JABA静岡大会 永和商事ウイングvsヤマハ

★4月6日 JABA静岡大会 浜松球場 晴   

 チーム
永和商事 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ヤマハ 3 0 0 0 0 0 0 0 × 3

04061_3 ヤマハがJABA静岡大会初勝利を挙げました。初回、羽山弘起のセンター前安打を足掛かりに、4番・萩原圭悟の2点タイムリーなどで3点を先制します。その後、得点を奪うことはできませんでしたが、左腕の長谷川亮佑が圧巻の投球を展開。永和商事ウイング相手にピンチらしいピンチを作ることなく、完封勝利を飾りました。
 今日の長谷川亮は初速と終速の差が少ない130キロ台中盤のストレートを軸に、最後まで安心感を与えるピッチング。変化球も、縦横だけでなく、奥行きも巧みに使っていました。僕は、三重高、三重中京大、ヤマハと、各カテゴリーで長谷川亮を追っかけてきましたが、今日は今まで見た中でベストピッチングといってもいい素晴らしい内容でした。
 昨秋は日本選手権という大舞台で完封。そのあたりから、一皮剥けた印象があります。いい意味で相手を見下ろし、常に自分優位のカウントで勝負。これだけの投球ができれば来年こそプロで! そんな期待を抱いてしまいました。

04062 一方、永和商事ウイングでは常葉菊川出身の酒井嵩裕が「ヤマハキラー」ぶりを発揮。第1打席ではレフト前安打、第2打席はサード内野安打と2安打を放つ活躍を見せました。(編集部・栗山)

<写真上/長谷川亮佑(ヤマハ)、酒井嵩裕(永和商事ウイング)>

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2015年4月 5日 (日)

静岡を巣立つ球児たち2014~佐藤圭生編・下

 オフシーズン企画「静岡を巣立つ球児たち」。今年も編集部Hが、卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。
 前回に引き続き、佐藤圭生(御殿場西→東海理化)編です。 「静岡を巣立つ球児たち2014~佐藤圭生編・上」はコチラ

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Dscn5270★短かった夏
 「3年春は県で常葉橘に負けて。3年夏は短かった。3年になってから全然勝ってなくて、3年の時の思い出が全然ないですね」
 3年夏は開幕戦で飛龍に敗退し、静岡で一番早く夏を終えた。その試合、先発した佐藤は5回までは好投を続けていたものの、6回に乱れた。思うようなボールがいかなくなり、押し出しなどで得点を奪われ、マウンドを降りた。「抑えなきゃという気持ちが強すぎて、フォームが崩れてたのかも」と今は振り返る。
「甲子園行ったり、もっと活躍できてたら、プロに行きたいなって思ってたんですけど、全然活躍できなくて。今行っても、あまり活躍できずに終わっちゃうと思いました。もっと下積みをしていかないといけないなって」
 2年の冬までは考えていなかったという社会人。プロで活躍する左腕に大卒や社会人出が多いことも気になっていた。話がきていた東海理化の練習に参加すると、レベルの違いに驚いた。
「社会人になるとみんなフィールディングが上手くて。練習に参加してみて、学ぶことしかありませんでした。自分のためになりました」
 同じ左腕で、エースの川脇輝生からは基礎中の基礎も教えてもらった。周囲のレベルの高さに、佐藤は東海理化で自分に磨きをかけていくことを決めた。

★社会人、そしてプロで活躍するために
 目標にしているのは巨人の杉内俊哉。杉内もまた、社会人チームからプロに進んで活躍している左腕だ。
「あの制球と球の伸び、落ちないストレートとか。ああいう球投げたいなって思ってました。フォームも安定してたんでいいなって。力入れてないように見えて、いい球がいってるし、身長もそんなに高くないのにあんなに打ち取れてる。ああいうふうになれたら」
 社会人のレベルに触れて、今の自分で通用する世界ではないとも感じた。ただ、佐藤は焦らず、プロ入りまでの最短3年間を見据えている。
「1年目はまず社会人に慣れて、練習についていけるようにして、試合で投げさせてもらえれば勝てるようになるところまではいきたい。いいピッチャーばかりなので、都市対抗予選で投げるのは難しいけど、1年目でしっかり基礎を固めて、2年目からは予選でも投げられるぐらいのピッチャーになりたいです。もっとコントロールを磨いて、甘くいったら打たれてしまうので、強気にインコースをどんどん突けるようなピッチングをしていきたいですね」
 さらに新しい持ち球獲得も目指している。まだ完成していないというチェンジアップ、大きな手を持ちながら握力があまりないため投げられないフォークや落ちる系のボールにも今後は握力を鍛えて取り組む。昨年のドラフトの日に、齋藤誠哉(現ソフトバンク)や木村聡司(現広島)が育成ドラフトで指名を受けるのを見て、「知ってるピッチャーがプロに行くっていうのもすごいな」と感心しながらも、悔しさも抱いた。選んだ回り道を無駄にしない決意も同時に固めた。

04051★佐藤圭生からのメッセージ
 最後に現役球児へのメッセージを聞いた。
「自分の中に悔いが残らないように、練習を頑張って、試合では思い切ったプレーをしてほしいなって思います。自分は夏大とか全然結果が出てないので悔しいですね。走ることにももっと慣れておけばよかったと思うし、フィールディングももっとしっかりやっておけばよかった。甲子園にも行きたかった…」
 悔しかったことを聞くと佐藤は冗舌になる。「1年夏に負けた静岡商に、2年秋にも負けた。あれも悔いが残ってます」。ただ、静岡商・國松歩はJR東日本に入社したため、再戦のチャンスもある。子供の頃からずっと憧れていたプロ野球選手への道のりを、悔いを回収しながら、「顔に出したって意味がない」という持ち前のポーカーフェイスでひた走る。

鈴木久監督からの贈る言葉
小野晋吾(元ロッテ)が入ってきた時にあったひらめきを圭生にも感じました。人にはない肘、手首の柔らかさがありましたね。自分が監督として現役で教える中では、最後の上でやれる子かもしれない。体、土台は作ったので、体のキレをつければ150キロも狙えます。努力では身につけられない感覚を持ってるし、あとは上でやりたいという気持ちをどれだけ本人が持てるか。順調にいけば、多分、騒がれる存在に育ってくれると思います。

■佐藤圭生[さとう・よしお]
投手/御殿場西→東海理化/179cm86kg/左投左打
小学1年で野球を始める。原里中では御殿場選抜に選出。御殿場西に進学後、1年夏に公式戦デビューを果たす。2年からはスタンドにスカウトの姿が増え始めるも、この春、東海理化に入社。キレのいいスライダーと力強いストレートを東海理化でさらに磨く。

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 マウンドでもインタビュー中でもあまり表情が変わらない佐藤。ただ、昨年5月に「静岡高校野球2014」の取材で、流しのブルペンキャッチャー・安倍昌彦さんと御殿場西に伺った際、安倍さんがチームメイトの斉藤力(現愛知学院大)に「ヘイ! リッキー!」と呼びかけた時には吹き出す姿も。プロ野球選手になったあかつきにはあんな笑顔をたくさん見たいです!
 2014年版は今回が最終回です。会いに行きたくても行けなかった選手もたくさんいました。今後、進学先、就職先での活躍をまたこのブログで紹介します!(編集部H)

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2015年4月 4日 (土)

プロ注目・杉山一樹(駿河総合)が今春初登場!

 今日の清水庵原球場第1試合ではドラフト候補に急浮上した駿河総合・杉山一樹(190cm85㎏、右投右打)が登場しました。
04041_2 今春はエースの吉田幸晟(171cm64㎏、右投右打)が頑張りを見せ、杉山は未登板。今春公式戦初登板の最速145キロ右腕を見ようと、この日はプロ4球団のスカウトが集結しました。
 まず、立ち上がり、以前はテークバックで腕が背中方向にグニャッと入っていましたが、後ろがコンパクトになり、しなやかに腕が振れるようになっていました。もちろん、球も速くなっています。どちらというと、日大三島・小澤怜史はズドーンとくる速さなのですが、杉山は回転でスピンが加わっている速さ。この日の最速は141キロ。常時130キロ台中盤から後半をマークしました。特に立ち上がり、指にかかったときの低めのストレートには鳥肌が立ちました。
 ところが、3回、同じくプロ注目の小野寺拓海(182cm78kg、右投右打)に3ラン本塁打を浴びるなど5失点。5回を投げ切ったところでマウンドを降りました。
 試合後、望月俊治監督は「冬の間に腕の使い方を少し変えて、やっとピッチャーとして歩き出したばかり。今日打たれたことは、いい薬になったと思います」と、さらなる成長を期待していました。
 変化球は、ストライクをとることに苦労しているなど、まだまだ課題は山積み。あとは、本人がどこまで追い込んで練習を積んでいけるのか。高校で結果を求めすぎることなく、将来を見据えて、じっくりと鍛えて欲しいです。素材の良さは誰もが認めるところ。これだけの身長で、これだけのスケールの大きな投手はそうそういません。数年後には、あの高橋純平(県岐阜商)を肩を並べる投手になっていてもおかしくはない、そんなとてつもない可能性を抱かせてくれる「逸材」なのは間違いないでしょう。(編集部・栗山)

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2015年4月 3日 (金)

春季西部地区大会4日目(4月1日)~浜岡球場レポート

 地区大会が大詰めに入り、6月下旬発売予定の『静岡高校野球2015夏直前号』の「注目選手100人名鑑」の人選も徐々に選手を絞る作業に入ってきています。ただ、この時期になると、突如、一冬越して急成長して名前が挙がってくる選手も多く、嬉しい悩みが毎日続いています。そんな中、西部地区3回戦の浜岡球場で、また一人「これは!」と思う選手を見ることができました。

<浜岡球場>
浜松商 14-3 浜松北(7回コールド)
浜松湖北 2-0 聖隷クリストファー

04021 第2試合で登場した浜松湖北は、今春、三ヶ日、気賀、引佐の3校が統合したチーム。その初代エースを務めるのが戸田陽己(174cm74kg、右投右打)。三ヶ日高では1年夏からベンチ入りし、当時から大石卓哉監督(現静岡高副部長)が期待した本格派右腕です。
 初回、聖隷クリストファーの核弾頭・湯浅大夢(159cm57kg、右投左打)にレフト前ヒットを浴びますが、その後、9回までなんと無安打に抑える快投。見事な完封で、チームを県大会初出場に導きました。
 戸田の特徴は何と言ってもストレートの強さ。真上から投げ下ろすパワー型で、低めに伸びる球筋。目測で130キロ台中盤から後半が剛球が、グングンとキャッチャーミットに突き刺さっていきます。この試合も、最後までほぼストレートで押し切った印象。悪天候でも自分の投球を崩さなかった姿も良かったです。県大会では、県上位のチーム相手にどんな投球をしてくれるのか注目していきたいです。
 このチームではショートを守る2年生・西沢大星(170cm56kg、右投右打)も注目していきたい選手の一人です。雨の中、三遊間の打球を逆シングルでキャッチし、打者走者を刺した間一髪のプレーは見事でした。(編集部・栗山)

<写真/県大会でも楽しみな戸田陽己(浜松湖北)>

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