JABA静岡大会で大田圭利伊(ジェイプロジェクト)が出場!
昨日はJABA静岡大会へ。清水庵原球場の第2試合では菊川南陵出身・大田圭利伊(ジェイプロジェクト)が「8番ライト」で先発出場しました。
いきなり第1打席、三菱日立パワーシステムズのベテラン左腕・亀川裕之から三塁強襲の内野安打。続く、第2、3打席は三振に終わりましたが、バッターボックスに立っているだけで威圧感を感じするスケールの大きさは高校時代と変わらず。スイングスピードの速さとインパクトの強さはこの1年間でワンランク上がっています。
加えてもっとも成長したなと感じたのは積極性です。この日は今大会初出場。そんな中でも臆することなく第3打席は初球からフルスイング。高校時代はどちかというと好きなボールを我慢して見極めていくタイプでしたが、自分から前にいく姿勢にすごく好感が持てました。
また、ライトの守備も無難に外野フライをさばいていました。高校時代の一塁から現在は外野手へ。昨秋から今春のキャンプにかけて、かなりの練習をこなしたそうです。高校時代はピッチャーを経験するほど、もともと肩の強さには定評があるだけに、このコンバートは大田の長所がより生きるのではと思います。
「社会人に入って野球に取り組む姿勢が変わりました。今の課題は左ピッチャーを克服すること。だから今日は良い左ピッチャーから一本打てて良かったです」
試合後、そんなコメントを残してくれた大田。高校時代に一度は野球を辞めようとした姿はなく、イキイキとした目が印象的でした。一昨年のドラフトでは指名を受けませんでしたが、社会人に入社し、「野球ができる喜び」を感じ、心身ともに逞しくなっている様子。まずはレギュラーの座を掴み、来月から始まる都市対抗予選で大暴れしてほしいなと思います。(編集部・栗山)
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