筑波大・野田航洋に会ってきました!
今週末から首都大学野球が開幕します。その開幕前にどうしても筑波大の野田航洋(4年・178cm89kg、右投右打)を見に行きたかったので、先週、東京農業大グランドで行われた筑波大vs東京農業大のオープン戦を見てきました。野田といえば浜松西時代は強いボールを投げる投手としても、強打が魅力の打者としても注目を集め、好打の二塁手・倉田直幸(現慶應義塾大)らと共に3年春には西部大会優勝。県大会ではベスト4進出を果たしました。あの年の浜松西は投打にバランスがよく、本当に強いチームだったので、印象に残っている方も多いはずです。(春季大会 常葉学園菊川vs浜松西←2年春の野田の記事です/春季静岡県大会 浜松西vs静岡商←3年春の浜松西のレポートです。この試合で先発している浜松西・坂下空は現静岡大) その野田、最終学年を迎えたこの春、ついに主力としてリーグ戦に挑むとのこと。この試合では8回表に代打で登場も、サードゴロに終わりましたが、どっしりした体つきは高校時代より風格が増しているかんじ。特徴的だった打撃フォームはシンプルになっていましたが、スイングは力強かったです。1打席しか見られなかったのが残念でしたが、試合後に話を聞かせてもらいました。
――筑波大で試合に出始めたのは?
「3年秋に出始めたんですけど、骨折してしまって。この春からやっと定着できてきました。オープン戦が始まってから、DHでずっと使ってもらっていたんですけど、まだ結果が出てません」
――浜松西時代は投手としても有名でしたが、筑波大でチャレンジしようという気にはならなかったんですか?
「投手やる気でいたんですよ。でも自分の代にいい投手が多かったんですよね。高校時代から肩を痛めていたのもありますが、1週間で断念しました(笑)」
――背番号1。いい番号もらってますね。
「1のユニフォームはサイズが大きいんですよ。自分が選べるユニフォームが3種類ぐらいしかなくて。それなら1にしようと選びました」
――もうすぐリーグ戦が開幕します。チームとしての抱負はもちろん優勝だと思いますが、個人的な目標はありますか?
「今までチームの力になれていないので、とにかくこの春はチームに貢献したいです」
筑波大・川村卓監督も「ケガをしていたけど、頑張ってここまで戻してくれた。この春は楽しみです」と期待大。野田の卒業後の夢は静岡で教員になることだそう。静岡は静岡高の栗林俊輔監督をはじめ、筑波大出身の監督が多い地域。野球に勉強に忙しいと思いますが、野田もその一員に加わり、いつか母校の監督となってほしいですね。(編集部H)
<写真>野田航洋(筑波大)
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